マスコミが注目するプレスリリースは、FMOつまり「初めて、一番、ただ一つ」のあること。
では、御社のFMOは何でしょうか?
御社の製品、サービス、技術力などをいま一度、
じっくりと見直してみましょう。
その中に「世界一」といえるものはありませんか?
あるいは「日本一」でもいいです、十分にニュース価値ありです。
だめなら「近畿一」ならいかがでしょう?
もしくは「大阪一」ぐらいは?
いやいや「東大阪一」でもいけるかもしれません。
はたまた「業界一」(どんな業界でもアリですね)ならいかがですか。
それとも「大阪の○○業でイチバン」という手もあります。
なんなら「使っているパーツが○○一」でも可能性はあります。
どんな切り口でもいいので「イチバン」を探してみましょう。
探し方は簡単です。次の文章の空白をどう埋められるかを考えてください。
・当社は(当社の製品は)大阪府でイチバン
( )である。
・当社は(当社の製品は)日本でイチバン
( )である。
・当社は(当社の製品は)世界でイチバン
( )である。
「イチバン」こそは最強のニュースネタになります。
ギネスブックを見ればわかるように、
世の中には本当にいろんな「イチバン」があるもの。
自社の「イチバン」を考えることは、
新製品開発の切り口にもつながります。
たとえば「あれ」と「あれ」を組み合わせたら「イチバン」じゃないの
という組み合わせ発想法もありです。
ただし、注意していただきたいことが一つあります。
「イチバン」をアピールする限りは、何らかの根拠が必要であること。
自社調べでもかまいませんが、
その場合でもどこまでの範囲を、どうやって調べたのかは
はっきりさせておくことが必要です。
次回は「初めて」と「ただ一つ」について考えてみます。
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