Web業界とEC業界について

投稿者: obita 2015/01/15 16:00

こんにちわ。kimonoです。

先日このような記事を閲覧しました。

Web業界とEC業界はまったく違う――そのギャップがEC事業者と制作会社の仲を悪くしている?[*1]

この記事は、元々下記の記事を読んだ記者様が「やっている人たちの脳みそ」という観点で語られた記事でした。

参考記事

・Web業界からEC業界に行ってブチ当たった、皆が教えてくれない「EC業界の見えない壁」の正体を、もやっと掴めました![*2]

・「Web業界からEC業界に行ってブチ当たった、皆が教えてくれない「EC業界の見えない壁」の正体を、もやっと掴めました!」を読んで(次回ミーティングのために)整理してみました[*3]

 

せっかくですので、それではオビタスター的にはどうなのかということなどを書かせていただきたいと思います。

 

ECサイト事例-着物のまつかわや[*4]

ECサイト事例-着物のまつかわや

Webサイト事例-PCPOSサイト[*5]

Webサイト事例-PCPOSサイト

 

ECサイトは、ネットショップのサイトで、サイトにてさまざまな物や、アイデアなど販売することをメインとしたサイトで、Webサイトとはそれ以外の会社サイトやコミュニティサイト、ニュースサイトなど販売することを主観に置いていないサイトのことです。

オビタスターでは、ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、どちらのサイトも構築していますし、運営しております。

また、数多くのサイトの制作のお手伝いを行い、サポートや保守管理なども行っております。

どちらが得意かと言えば、間違いなくECサイトということになります。

 

これは、オビタスターという会社は、元々楽天で日本で初めて(当然、世界でも初めて)着物を販売した会社で、着物はほとんど一点物のため、定価や、価格というものがなく、ブラックボックスに包まれた、価格もお客様の顔色を見ながら提示する呉服屋さんの商売から、全ての商品に分かりやすく価格を付け、いくらで買わされるんだろうという不安を取り除き、全てのお客様に共通の価格で販売を始めたのがきっかけで、楽天のほぼ初期時代の新人賞をいただき、ネットショップの草分け的存在として、今でもネットショップおよび、店舗を運営している会社であるということになります。

当然、それだけ前にネットショップを始め、今でも運営し続け、更には店舗も商売を日々続け、商売という世界を250年以上代々続けている会社だからこそのノウハウがECサイト運営には詰め込んでいるから、当然こちらに自信があるということになります。

 

ただ、EC業界とは言いましても、弊社が楽天で新人賞を受賞しましたのは、2003年の1月のことで、今からおよそ12年前のことですから、歴史とは言いましても、ECの歴史が長いと言ってもたかが10数年ということになります。それ以前は、楽天のようなサイトもなく、自社ネットショップサイトを作るなんて膨大なお金もかかってとんでもない時代で、売れるのはAmazonなどの本や、アダルトグッズぐらいの時代でした。

Web業界は、弊社がネットショップを始めるよりも古く、昔であればnifty通信などのチャット系、掲示板系などから、ホームページビルダーなどのソフトで個人でも会社でも作っていましたので、もう少し前の20数年前ということになるでしょうか。

どちらにても、まだまだ認知されてから20数年、10数年のものですので、歴史も浅く、むしろ日々まだまだどんどんと変わっていっているものであると思います。

 

実は私自身は最初からEC業界ではなく、Web業界から始めた人間で、前職ではECサイトの販売も行っていましたが、運営というものには一切タッチしたことはない人間でした。

EC業界に来て、やはり感じたのは紹介させていただいたサイトにもある通り、日々の売り上げをどのように作っていくのか、そのためにどのようなサイト運営を行っていくかということでした。

これは、EC業界に限らずとも、店舗も全く一緒ということで、お客様にいかに購入してもらうかということで、そのために毎日掃除をしたり、陳列変えを行ったり、シーズン毎にメイン商品を変えていったりと行うことが重要で、それを行うことでお客様の目に入り、手に取り、購入していっていただけるということが分かりました。

Web業界では、見た目を作り上げることが一番で、その後日々来店するお客様のためにどのようにしていくということがあまりありませんでした。

当然、全く違うということになります。

そういった意味では、これからネットショップの運営を始められるのであれば、やはり実店舗での販売も経験していた方がいいと思いますし、それもしっかりと成功している店舗にて経験された方がいいのではないかと思います。

 

ちなみに最後に。これも「実は」の話しですが。

オビタスターのお客様の半数以上は、Web業界の制作会社からのご依頼、ご紹介となっております。

一度でもEC業界を行ったことがある人であれば分かります通り、ECサイトは片手間でできるものではありません。

そういった意味でも、Webサイトは制作できても、ECサイトの運営を行ったことのないWeb制作会社では、なかなか厳しいため、ご依頼やご紹介いただくことが多いのだと思います。

ただ、Web制作会社様もデザインの制作などはできますので、Web制作会社様で制作したデザインをECサイトに取り入れ、二つの業界を合わせて一つのECサイトを作り上げることも数多く手掛けております。

そういった場合でも、オビタスターでは一切妥協せず、Web制作会社様にもどんどん要望や、変更を出させていただいております。

それは当然、売れるためです。

こういったことも今回の記事にもありましたWeb業界とEC業界のギャップを埋める形になっていければと思いましたので、記載させていただきました。

 

より売り上げのあがるサイト作りを今年もオビタスターは日々勉強し、実践していきたいと考えております!

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BMB - Web業界とEC業界について
https://bmb.oidc.jp/article.php?story=20150115163744611

[*1] http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/01/06/19014
[*2] http://mitene.hatenablog.jp/entry/2015/01/03/075829
[*3] http://d.hatena.ne.jp/ryuka01/20150104/1420341384
[*4] http://www.matukawaya.com/
[*5] http://www.pcpos.jp/