設備移設対応周波数変更に伴う変圧器入れ替え
投稿者: jibu 2014/07/29 08:00
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日本には、周波数が異なる地域が2つあります。５０Hzと６０Hzほぼ半分くらいの地域で分断されている。ほとんどの電化製品は５０／６０Ｈｚ共用だが、地域専用の電気製品もそれなりに存在している。この時、６０Ｈｚ専用品は５０Ｈｚ地域では使えません。
単純に６０／５０＝１．２倍の差が周波数特性として機器に与える影響があるからです。変圧器の場合は、磁束密度が変わるのです。つまり、鉄心を磁化させて電磁誘導を起こしますが、磁気特性が安定しない（磁気飽和現象）ため、役割を果たさなくなります。
６０Ｈｚ専用の機械装置を５０Ｈｚ電源地域で使うためには、変圧器などの主要機器を周波数対応のために更新する必要があります。生産設備などの規模の大きなものを移設するために、更新して再使用した方がメリットがあると判断されました。
製品仕様
事例番号1362（FileNo02-2788-1）
単相電源変圧器 （単相ダウントランス）
５．５ｋＶＡ
周波数：５０／６０Ｈｚ
時間定格：連続
一次電圧：１９０Ｖ ２８．９Ａ
二次電圧：２５Ｖ ２２０Ａ
耐熱クラス（絶縁種別）Ｈ種
ＪＥＣ－２２００ ＪＥＭ－１３１０
質量約３４ｋｇ
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