BMB - 三相昇圧変圧器（アップトランス：２１０Ｖから４００Ｖ）の発熱量

三相昇圧変圧器（アップトランス：２１０Ｖから４００Ｖ）の発熱量

投稿者: jibu 2013/05/02 16:00

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変圧器の発熱量は、計算式から算出します。
変圧器は、電気機器ですから、理論的に熱量計算が可能です。
具体的には、ジュール熱を換算して熱量にします。
原理は、オームの法則ですが、電気抵抗が発熱の主な原因（この他にも加熱原因はある）となりますので
計算式で対応しています。
電気抵抗から発せられる熱量を計算する方法がジュールの法則　これを利用したのがジュール熱だ。

配電盤や分電盤に収納する場合、各種機器の耐熱温度の関係から冷却を要する場合がある。そのためにも各機器の発熱量を事前に知り冷却機器の要不や冷却機器の選定に必要になります。
この場合、変圧器の設計に依存するので各社メーカーからの発熱計算量を提出してもらってください。
他社品の発熱量の計算は出来ません。

写真は、該当品の中味トランスです。
外側に、屋内用キャスター付きケースで覆います。
また、シールド接地端子を設け、異常電圧発生時の流入を防ぎます。

製品仕様

事例番号1112 （File№07-1189)　　

三相三線３８０Ｖから２００Ｖ　降圧変圧器　（ダウントランス）　　　　　　

三相６０ｋＶＡ　　

５０／６０Ｈｚ

　一次電圧：三相３線２１０Ｖ　１６５Ａ　　端子サイズＭ１２　

　二次電圧：三相４線４００Ｖ　８６．６Ａ　端子サイズＭ１０　

乾式自冷式　

定格時間：連続

Ｙｄ１

ＪＥＣ－２２００　ＪＥＭ－１３１０　

キャスター付き屋内ケース入り