投稿者: takasaki 2012/04/15 14:00
宇宙航空研究開発機構(JAXA)から講師2名をお招きして、知的財産管理技能士の交流会[*1] が東京で開催されました。
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「日本の技術が宇宙を拓く!」というタイトルで、今年度の知的財産教育協会のポスターに大型宇宙船の写真が掲載されています。
[*3]
知的財産グループの三保グループ長様から「はやぶさプロジェクト」の興味深いエピソードや未公開映像などを紹介して戴きました。一時通信が途絶えた時も、「イオンエンジンのパワーからするとそんなに遠くまでは行っていない筈、きっとこのエリア内のどこかにいる。」と信じて待っていたとのこと。宇宙プロジェクトでは何が起こるかわからないので、一喜一憂しないで、冷静に判断し処理するのが鉄則とのこと。またISS(国際宇宙ステーション)内での法律はそのユニットを製造した国の法律が適用されるらしいです。面白いですね~ また、ハヤブサなどのカプセルが地球に帰還した瞬間に、そのカプセル(とその中の技術)が外国に「輸出」されたことになるらしい。するとその国の特許法の制約を受けることになるので、「この国には着地できないぞ!」みたいな話にもなるそうです。いや~宇宙時代の知財は面白いですね~
産業連携センター[*4] の須賀主任様からは、宇宙技術を産業に活用する「成果活用促進」の事例をたくさんお話して戴きました。断熱材、ビールのアルミ缶の表面凹凸など素晴らしい産学連携があるようでした。
その後の懇親会では30名の知的財産管理技能士が交流を深めることができました。
また次回(7月頃予定)の交流会も楽しく、有意義な企画を検討中ですので、知的財産管理技能士の方は、是非ご参加下さい!!
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