バネの用途の始まり

投稿者: nozaki 2011/09/05 16:00

有史前において スプリング機構を利用したものには、
衣服を留めたりする「留めピン」があります。

これらは宝石職人の手によって銅や真鍮で作られ、針金状に伸ばされて
スプリング形状に加工されていました。

紀元前5世紀ごろのギリシアでは今のバネ形状を持つ
螺旋形状をした真鍮製の防具用腕輪が作られていて
マサチューセッツのHiggins Armory Museum[*1] に展示されています。

防具用腕輪
腕輪用防具

また、武器においては弓のようにエネルギーを貯めて
矢を強く遠くに飛ばすというバネの利用が現れて、
後にカタパルトや投石器へとより多くのエネルギーを利用するように、
開発されていきました。

アルキメデスは精度もエネルギー容量を高いカタパルトを設計し、
ローマ軍を打ち破ったと言う説もあります。



 

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BMB - バネの用途の始まり
https://bmb.oidc.jp/article.php?story=20110904112454829

[*1] http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=1&ved=0CB8QFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.higgins.org%2F&ei=1Q5lToDaH6OciAeApc2SCg&usg=AFQjCNEMgJUvjAKM3XyQBwfKjemvVoBiMg&sig2=CLKcrcL6KgeU_LxIPJai1A