400V級の単巻（オート）トランスの使用について
投稿者: jibu 2011/04/21 08:00
ここでは、海外の４００V級電圧が発展しているのと、日本の標準的な２００V級の3相動力電圧の違いについて述べています。
海外の3相電圧では、４００V級というのがほとんどであるのに対して、日本では２００V級が一般的です。この違いは、考え方の違いと思っています。（個人的な見解）
海外は、実用点の効果を考えて、「高電圧にすることのメリットを優先して選ばれた。」と推測しています。また、感電はしないという考え方です。充電部を露出しないことが代表的な点といえるでしょう。
一方、日本では、「万が一の感電事故に遭っても、重大な被害には至らない（その確率が低い）様に規格してしまう。」という考え方です。コスト的な理由もあるかもしれませんが・・・
この様な違いをもとに、日本と海外の違いが生じています。
個々の事情に応じて、使われている電気は生産機器を動かすのに欠かすことのできないものです。
日本でも、３８０Vや４００V もしくは、４４０Vなど、様々な電圧が、それぞれの理由に応じて使われています。
海外製の3相変圧器は、意外と単巻が多いんです。
そんな、海外製のトランスの代替え機の依頼がありました。
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海外製オートトランスの代替え機
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単巻変圧器の特長の一つとして、サイズが複巻と比べて 【 小さい 】 です。
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背面は、スッキリしている。
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上部から見た、3相オートトランス
製品仕様
事例番号794 （File №01-1306）
三相単巻 屋内用乾式自冷型 50/60Hz
4ｋＶＡ 連続定格
一次側入力 220V 10.5Ａ
二次側出力 380V 6.08Ａ
中性点付
仕上げ色：アメ色 (ワニスW-2323）
耐熱クラス（絶縁種別）B種
質量約28kg
3相オートトランス[*1]
４００V級の単巻トランスを進めない理由
参照Q&A050
http://www.jibu.co.jp/case-study2/2008/07/qa050.html[*2]
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