噂のブラウザーGoogle chromeをインストールしてみると。
そのあまりの早さに感動! いよいよMac版のGoogle chromeがリリースされた。ベータ版はこれまでにもあったけれど、さすがに仕事でも使っているマシンにいストールするのは、ちょっと勇気がいる。といって別にたいしたことは何もないけれど。
とはいえ、気にはなっていたのだ。何しろ、めちゃくちゃ速いというではないか。もっともネットコンテンツの表示速度には、さまざまな要素が絡み合っているので、ブラウザーを変えたぐらいで劇的に変わるものじゃないだろう。と思っていた、ついさっきまで。
ちなみに現在の環境は、回線はNTTのフレッツ光で100メガタイプ。マシンの方はMacBook Pro、メモリは4GB積んでいる。マシンスペックはそこそこいい方ではあるだろう。普段使っているブラウザーはFirefoxで、これだって別段不満を感じるほど遅いわけじゃない。
だからGoogle chromeが速いといって、そんなに違いはないだろうぐらいに思っていたら『たまげた!』。全然違う。完全に速い。妙なたとえかもしれないが、ウサイン・ボルトと朝原ぐらい違う。これではわかりにくいか。
例えば校庭に100人生徒が整列するとして、幼稚園の子どもがだらだらと並ぶのに対して、Google chromeは北朝鮮の子どもたちが一糸乱れぬ動きでピシパシパキっと整列するぐらいに違う。
コンテンツアイテムの多いニュース系のサイト、例えば
筆者がコラム[*1] を書かせてもらっている日経ウーマンオンライン(→
http://wol.nikkeibp.co.jp/[*2] )のようなサイトだと、ホント、キビキビっと整列しました感が強い。
ブラウザー以外の要素はまったく同じなので、このキビキビ感はまんまFirefoxとGoogle chromeの違いということになる。たかがブラウザーだけで、こんなにも変わるものかと思うぐらい差は明確だ。ということは、もうすぐ登場すると噂されているChrome OSも同じぐらいキビキビ感があるのではないだろうか。
これはかなりすごいことが起こるような気がする。いやほんとに、いよいよGooglezonの世界が本当に始まるのかもしれない。