ちょっとした変革 その3

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ついに桜が開花。
大阪では今月末が見ごろでしょうか?
しかしながら、困っているのは
「飛散(悲惨)3兄弟」
  花粉、黄砂、PM2.5
マスクが欠かせない今日この頃です。

心弾む季節がもうすぐそこに来ています。
ビジネスにおいても心弾ませたいものです

さて今回も「ちょっとした変革」のお話です。 
 

ある美容室のお話。
そろそろ店舗を拡大していこうという時のこと。
幹部社員を育成しようと、
中心となる社員を数名集めて勉強会を始めました。
まず会社に10年後の目標・ビジョンがあるように
「個人の10年後を思いのまま書きなさい」
ということで社員に書かせたのです。
するとどうだったか。
「私はブライダルに行きたい」
「私は海外で仕事がしたい」
「パリコレのバックステージに立ちたい」
「結婚して海の見える処に住みたい」
「独立して社長になりたい」と書いていました。
愕然です。
10年後には会社には誰もいない。
会社のビジョン目標は彼らにとって何なんだ。
とオーナーは思いました。
しかしよく考えてみたのです。現実を見たのです。
確か自分も昔そうたっだな、と。
そしてもう一度読んでみると、
子供っぽい発想もあり、現実的でないのもあるけれども
それを馬鹿にすることは出来ない。
しかも自分の考えより壮大なものもあり面白いではないか。
「じゃあ、みんなの目標・ビジョンに会社のビジョンを合わせよう」と
考えたのです。
そして、どうせ会社を出て行くのならこの会社にいてくれる間に、
独立しても成功できるように、
結婚しても、幸せになれるように、
どんな道に進もうとも成功するように
そんな人材を育てる教育機関として全力で取り組もう。
と考えました。
そして「大阪で一番働きたい美容室」と呼ばれるようにしようと決めたのです。
するとどうでしょう。
社内の活性化につながり、会社を背負うような人材も育ってきたのです。

前回までは日々の運用の中での「ちいさな変革」でしたが、
日常の運用をもう一度よ~く見つめることだけでなく
基本理念・基本方針に立ち戻って見直してみる例をお話させていただきました。、
「ちょっとした変革」が「大きな変革」につながります。

・経営理念
・組織改革
・運用改善
・省エネ
・IT化
・社員の意識改革、育成
etc
お手伝いさせていただきます。

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