コイルモールドトランス

  変圧器は、絶縁方式による種類分けで呼び名が変わります。

市場で最も数量(台数)が出ているものが、油入り絶縁変圧器です。(大型~中型変圧器市場において)
油入りに対して、油が入っていないものには乾式変圧器があります。(ガス入りもあるが、ここでは含みません。)

乾式変圧器でも、更に細分化されて、H種乾式 F種乾式 B種乾式などと絶縁種別による呼称があります。
絶縁種別について詳しくは、こちら

 

一方、乾式変圧器でもモールドと呼ばれる絶縁方式があります。

モールドとは、樹脂による絶縁加工が施された一般的な通称です。
変圧器のモールドについて詳しくは、こちら


上記の様に、乾式変圧器には複数あることを知っておくことは使用者様には無駄にならない知識です。
同様に、モールド変圧器にも、絶縁種別があり、モールド加工にも2種類の方式があるということです。(こちらは、トリビア的な知識です。※使用者には 技術者や生産者及び営業は必須の知識)


実機を見るのが最も分かりやすいので写真でご紹介しましよう。

コイルモールド変圧器
茶色い部分が樹脂

高電圧出力コイルにもモールドを使うことがある
様々な形に対応可能

コイルモールド変圧器
大きさもかなり幅を持たせることが出来る
大きさも形も多様なもの製作可能です。

そして、今回ご紹介するのは、三相コイルモールドトランスだ。
コイルモールドトランス
コイルモールドトランス 通称:乾式モールドトランス

入力側200V級タップ付きモールド変圧器
入力側220,210,200Vから出力105Vにするモールド変圧器

側面から見たモールド変圧器
側面から見た三相乾式モールド変圧器
これを屋内用ケースに入れて設置されます。

三相モールドトランスの接続端子配列
上部は入力200V級タップ切り替え式端子
手前出力105Vの端子
右端の端子はシールド端子で接地して、混触防止を役割を果たします。

ケースに入れて蓋を取った状態のモールド変圧器
ケース収納されたモールドトランス

屋内用モールド変圧器
屋内用キャスター付きモールド変圧器

固定用アジャスタースタンド+キャスター付きモールド変圧器
キャスターにアジャスタースタンドが付いて固定が出来るケース入りモールドトランス

モールドトランスは、高層ビルや地下街をはじめとする防災の火災を考慮したところで使われています。
難燃性が優れている為です。
 

製品仕様

事例番号1005  (File№01-1367)  

三相電源変圧器 乾式モールドトランス 

容量 15kVA  

50/60Hz

 1次電圧: F220,R210,F200V  41.2A  端子サイズM6 

 2次電圧: 105V             82.4A  端子サイズM8

P-S間混触防止(シールド)付き 

 

耐熱クラス(絶縁種別)B種 

 

屋内用ケース入り

アジャスタースタンド+キャスター付き

Dd0

質量約170kg

 


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