ロボット産業の未来

昨日、大阪国際会議場で開催されている、
大阪青年会議所主催のJCI世界会議大阪大会
「未来メッセ」に行ってきました。

その中で、ロボットについての分科会に参加しましたので
話しの中で興味を持った内容を記そうと思います。

分科会では何名かのお話しを聞きましたが、特に印象深いのは
ロボットラボラトリーの石黒さんのお話しです。


石黒さんのお話しでは、
日本でのロボット産業の将来予測については以下の通りです。

2010年現在で約1兆円
2015年で約1.6兆円
2020年で約2.9兆円
2025年で約5.3兆円
2035年で約9.7兆円とのこと!

その中でも、製造分野やRT(ロボテク)分野での伸びより
サービス分野としての伸びが著しいらしい。

高齢化社会と若年人口が釣り合わなくなってくる将来に対して、
人間にサービスするためのロボットの活躍がめざましいとの予測でした。

ただこの数字は放置しておいて勝手に伸びるものではなく、
未来に向けてロボットを上手に活用していく期待値も込めているとのこと。

今から25年後に約9倍のマーケットを予測されるロボット産業に
これから日本の向かう指針のひとつがはっきりと示されていると思います。

世界におけるこの分野での確立を
あらためて考えさせられたお話しでした。


ご講演、勉強になりました。
感謝です。