最後の?石

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私どもは、港湾荷役業と申しまして、船から貨物を揚げたり、船へ貨物を積むことから起こった会社です。

私が、平成3年に弊社に入社したころ貨物取扱高で最大だったのが、この石で当時5000トン単位で入荷、年に4~5回ありました。最近は、年1回、そして今回が最後と荷主様よりお聞きしております。大阪港に入港した5000トンを積んだ本船から、1000トン単位に艀に分け、弊社岸壁まで運ばれてきます。

この石は、〇〇石と言い、化学工業品の原料になる鉱石です。私は、いつから取り扱い始めたのか分かりませんが、かなり昔からだと思います。今は、この原料から作るのではなく、半製品等を輸入し生産されています。その輸入コンテナのの取扱いが多くなってきています。

ただ、昔から続いているものが無くなるのは、寂しいことです!

最後の石で記念写真を撮りましたので、少し、荷役の工程をご説明いたします。

艀は、このようにして来ます。

艀内荷役

艀内、最後はこのようにして集め、クレーンでつかみます。

クレーンで揚げ、ホッパーというところへ降ろし、ダンプに積みやすくします。

石置き場に、荷卸します。

 

ペイローダーという重機で、繰上げし石置き場を有効に使えるようにします。

以上で、終わりです。