ジブリは圧巻!

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来年末で、閉鎖が決まったサントリーミュージアム・天保山。
このご時世とはいえ、キリンとの経営統合で選択を迫られたのでしょうが、文化事業に力を入れてきたサントリーの決断は、大きな波紋を呼びました。

ジブリ

そのサントリーミュージアムに、家族で「スタジオジブリ・レイアウト展」を観に行って来ました。
連休中ということもあり、朝一にも関わらず大勢の人で賑わっていました。

ウチの子供たちはもちろん、家族中が大ファンの「もののけ姫」「となりのトトロ」「紅の豚」「魔女の宅急便」などを手がけた宮崎駿監督。

そのスタジオジブリの作品で描かれた「レイアウト」たちの展示会でした。

アニメーション映画では、映画全体の設計図とも言うべき「絵コンテ(絵で描いた脚本)」が作られます。
実写映画では、セットがありその中で役者さんたちの演技を撮るので、カメラの位置や構図により思いもかけない「絵」が撮れることもありますが、アニメー ションでは画面の中にある「すべて」を描かなければならないので、絵コンテの段階で必要とされるカットが明らかになっていなければなりません。

「レイアウト」では、絵コンテで大ざっぱに決められた構成を元に、各カットをキッチリとした画面に構成します。
キャラクターの位置、動き、背景画像やカメラの動きまでこの段階ですべて決められます。
つまり、映画を構成する全ての元になる「設計図」がこの「レイアウト」なのです。

約1,300点に及ぶ「レイアウト」は、圧巻の一言!
すべてが緻密に描かれ、その「設計図」そのものが ”作品 ”と言ってもいいくらいのクオリティーです。
これはちょっと、「鳥肌」ものです!
改めて、ジブリの底力を見た気がしました。
通常
スタッフがこのレイアウトを描くそうですが、中には宮崎駿監督自身が描いたものもあり、その繊細かつ力強い画面は観るものを魅了していました。
大幅に制作が遅れていた「もののけ姫」の時、宮崎監督の頭の中で創られた画面を自らレイアウトしていったそうです。

宮崎駿監督をはじめとする、スタジオジブリのスタッフの方々による壮大な作品の数々。
その制作プロセスを、垣間見たひと時でした。
彼らの創造性と感性の凄さに、感謝です!

素晴らしい!!



ジブリジブリ
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