『大不況!生き残り大作戦!』の一部披露

久しぶりの投稿です。
先日、取引先の担当の方が来社されて、私に『社長のブログを拝見していますよ!只最近投稿されていないですね。次回楽しみにしていますから』とおっしゃて頂きました。
その後ろ押しの力を借りて、久しぶりの投稿をします。

先ほどは途中で送信してしまいました。ゴメンナサイ!  昨年の8月に始まった、米国発金融不安に端を発した全世界同時不況の状況も、やっとここにきて
ひと先ずの底打ち感が出てきた昨今と思われます。只業界によってはまだまだという話も聞いております。

当社も冒頭に書きました『大不況!生き残り大作戦!』と名うって、100年に一度といわれる大不況に
備えるため色々な手段を講じてきました。
給与カット・就業時間の短縮・出張手当のカット他今になればA3の用紙が6ページにもわたる内容に
なっていました。
お陰様で大事に至ることなく、現在を迎えています。

その中で一つだけご披露させていただきます。
それは社会保険料の負担軽減です。

社員で給料350,000円の社員の標準報酬月額は月額表によれば標準報酬月額は360,000円になります。
これを見直すべく、本人と相談のうえ100円給与カットしました。従って本人の給与は349、900円となります。
これを基準にした月額変更したあとの標準月額報酬は340,000円になります。

これを分かりやすく表にしてみます。

現行給与    標準報酬月額   本人負担健康保険料     同厚生年金保険料  本人負担合計保険梁
  
350,000    360,000         14、760                       27,630          42,390

改定給与    標準報酬月額    本人負担健康保険料    同厚生年金保険料  本人負担合計保険料

349,900   340、000           13,940         26,095         40,035

                       差し引き本人負担差額          2,355円

以上の様に、給与を100円下げることにより本人負担は,2,355円軽減され、同額が会社負担も軽減されました。(只将来本人が貰う年金額には多少影響はあるでしょうが・・・・・)

上記は『大不況!生き残り大作戦!』の一例ですが、チリも積もれば山になるの例えのとおり、こうした事例の
積み上げで、損益分岐売上を約35%位下げる事が出来ました。

 年頭の社長の挨拶で、社員に、『極寒の地に生える根は、平地のそれと比べれば、太くたくましい根になります。やがて来る春に美しい花を咲かせるために!』
我々もこの『大不況』を乗り切ることで、今までのニシデンよりも、もう一回り強いニシデンになろうではありませんか!と檄を飛ばしたものでした。

 今何とか最悪時は通り去ったと思っています。

 次は皆さんと一緒に、美しい花を咲かせ、実りある果実を手中にしたいものです。