パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第7回


昨日開催の「プロに学ぶ!商品パッケージ企画実習講座」第7回目(最終回)のご報告です。
講師は松尾政明氏(株式会社サンデザインアソシエーツ 代表取締役社長)。
今回のテーマはまず「パッケージデザインの売れる仕掛け」。どう消費者の心をつかめるか!ということで、商品の価値・魅力を理解してもらうためのメディアとしての役割と、コミュニケーションをとるためのフックとなる要素(ネーミング、カラー、キャラクター等)について、松尾氏が自身の事例でわかりやすく解説。次の「かしこいパッケージデザインの発注の仕方」では、デザイナーとの円滑なコミュニケーションのあり方や課題について、デザインを外注されることの多い受講者に本音で説明いただきました。
 
 
ワークショップでは、「昆布茶ブランドを活用した新商品開発」をテーマに4つのグループで、市場背景・コンセプト・ターゲット(シーン)・ネーミング・コピー・パッケージを紙芝居のように1つの企画書として、紙にまとめ上げてプレゼンテーション。受講者は実際に昆布茶を味わいながら、若年層にアプローチしていく新しい切り口を企画提案。大変短い時間であったにも関わらず、簡潔に明確にまとめ上げていただきました。
また、最終回ということで他の講師の先生にもお越しいただき、懇親会を開催。これまでの講座内容をふり返ったり、各々の受講者自身が抱える課題の情報交換をしながら歓談いたしました。 受講者の皆様には、コミュニケーションという視点からのパッケージ企画提案のスキルアップに加え、今回の連続講座で得た人的な繋がりも含めて、今後のお仕事に役立つことを心から願っております。
 
【日 時】2018年6月6日(水)16:00~19:00(講座) 19:00~20:30(懇親会)
【講 師】松尾 政明 氏(株式会社サンデザインアソシエーツ 代表取締役社長)      
【参加人数】15名




マッチング事例を新規1点掲載しました。(日本酒のラベルデザイン)


【SEMBAサロン90th レポート】『IFDA「デザイナーズショーハウス」で社会貢献 ~インテリアデザイナー&ランドスケープデザイナーのコラボによるデザインデコレーション~』(中尾晋也氏)


今回のSEMBAサロンは、大阪デザイン団体連合(USD-O)主催の第37回大阪デザインサロン。
IFDA日本支部2代目会長のIFDA日本支部2代目会長の中尾晋也さん(大光電機株式会社 経営戦略室部長)に、『IFDA「デザイナーズショーハウス」で社会貢献 ~インテリアデザイナー&ランドスケープデザイナーのコラボによるデザインデコレーション~』というテーマのもとお話しいただきました。
 
 
IFDA(インターナショナル・ファニシング&デザイン・アソシエーション)は、米国にて1947年にわずか数人の女性によって始まった、ファニシングおよびデザイン業界にサービスや商品を提供する業界全体で唯一の組織で、主な活動として「デザイナーズショーハウス」、「日米デザイン界の交流」などがあります。
日本はIFDA本部から承認を得た初の海外支部ということで2009年に設立され、米国デザイン界との交流を積極的に進めてグローバルな考え方を培い、日本デザイン界の優秀性を米国デザイン界にアピールし理解を深めていく活動を行っています。
 
今回のメインテーマである「デザイナーズショーハウス」は、全米各地で開催されている地域コミュニティイベント。
日本では2~3年に1度開催しているということで、その内容としては、数名のインテリアデザイナーが、邸宅などを舞台に客室にデコレーションを施して一般公開し、その入場料やセミナー費、パーティー参加費などの収益の一部はチャリティに回されます。
 
 
デザイナーは協力・賛同いただけるメーカーを募って自腹でデザインを行い、施主は会場を無償で貸し出して行われるということで、メリットとしては、デザイナーは普段クライアントの求めるものをデザインしますが、こちらのイベントでは自分の作りたいものを好きなように作ってアピールの場にもなります。メーカーは自社製品の紹介の場になり(会場ではメーカーの製品リストも表示されます)、施主は老朽化した邸宅・室内を無料でデコレーションしてもらえるということです。来場者のメリットとしては、デザインのノウハウを見ることができます。
また、寄付先の機関についても明確にされており、報告会をしていただける機関にだけ寄付を行っているため、参加者・来場者にとっても安心してイベントに参加いただけるということです。
 
 
今回、これまでに開催したさまざまな事例を、たくさんの写真を交えてビフォー&アフター形式で分かりやすくご紹介いただき、参加者のみなさま、その変化の様子とバラエティ豊かなデザインに驚かれていました。
その他、IFDAの数々の取り組みをご紹介いただき、今後はアメリカとの連携をさらに強めるべく、2020年にはニューヨークツアーも開催されるということです。
終了後の懇親会では、和やかな雰囲気のもと個別質問や参加者同士の交流で大いに盛り上がりました。
 
 
【日 時】6月1日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】中尾晋也 氏 (IFDA日本支部2代目会長、大光電機株式会社 経営戦略室部長)
【参加人数】7名




パッケージデザインセミナー報告 大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第6回


「プロに学ぶ!商品パッケージ企画実習講座」第6回目のご報告です。
講師はパッケージデザイナーの北中正紀氏(株式会社こふれ 代表取締役)。パッケージ素材や構造の見識が深く実務経験の豊富な北中氏が、パッケージ素材・形態の基本的な知識や五感からの発想手法について解説。自身のこれまでに取り組んだパッケージ事例におけるアイデアや特長から、並べた時の店頭効果、開ける楽しみの演出、コストを配慮した印刷や紙の取り方などを説明。
 
 
ワークショップでは、受講者が1枚の紙からギフト性のある紙箱を折って制作。実際に各サンプルのアイデアや構造に触れていただき、「折りだけでこういう箱づくりができる」ことを体感していただきました。最後に、キッズデザインの取組みとして、ダンボールを使用したイベントや遊具を紹介。モノのデザインだけにとどまらない、楽しい仕掛けを通したコト(場)のデザイン事例を案内。講師から「遊びの中にヒントがある」といったデザイン要素を伝えていただき、パッケージ企画においても、物を売るのではなく、楽しみを売るという視点も受講者の方々は理解されたのではないかと思います。
 
【日 時】2018年5月30日(水)16:00~19:00
【講 師】北中 正紀 氏(株式会社こふれ 代表取締役) 
     アシスタント/北中賢治氏 那須 愛氏(株式会社こふれ)
【参加人数】12名




【SEMBAサロン89th レポート】『オメデタイ人になるための「祝う力 トレーニング」』(宇野由紀子氏)


今回のSEMBAサロンは、ライフテクスチャリストの宇野由紀子さん(株式会社テンネット 代表取締役)に、『オメデタイ人になるための「祝う力 トレーニング」』というテーマのもとお話しいただきました。
 
(株)テンネット 質感研究室では「祝う力 トレーニング」の研究・開発をこの春スタートされ、心の祝い筋を増強し、自分自身を、モノコトヒトを今よりもっと祝える体質になり、生きるを祝う力にあふれた"オメデタイ人"になるため、日々実験実践・自主トレをされています。今回、SEMBAサロンにて、研究室以外の方が参加する初のワークショップを開催いただきました。
 

今回のSEMBAサロンでは、「こんにちは!」の代わりに使う挨拶は「オメデトウ!」
まず初めにお話しいただいたのが「朝祝い」について。朝起きた時に布団の中で「おめでとう、ワタシ(オレ)」と言ってみる。そうすることでどういう心模様になるでしょうか?「朝祝い」の次は、「今日祝い」です。一日を通して「○○を祝う」ということで、参加された皆さま自由な発想で順番に自分の○○を祝っていきます。"今日生きているということ"、"今日、今年初サンダルを履きました!"、"このSEMBAサロンに参加できたこと"、中には"今日が誕生日の自分に"という方もいらっしゃいました(!)。一人一人のお話を聞いていく中で、みなさんの中に"祝う力"が生まれていき、それが連鎖して自然とみなさんの口から「オメデトウ!」が出てきました。
 
次は「夜祝い」。一日の終わりにもう一度「おめでとう、ワタシ(オレ)」を。また、「カラダ祝い」では自分のカラダのどこか一箇所に1日フォーカスして祝ってあげる。そうすることで新しい自分のカラダに思わぬ発見があるかも(?)。「好き祝い」では、"好きやわ~"なモノゴトを再認識して祝ってあげる。「幸祝い」では、大小を問わず身の回りの幸せをキャッチする感度を磨き、すべて自分へのギフトだと祝う(厚かましくなって大丈夫!)。
「反転祝い」は必殺技です。「なんだかな~...」と思うような出来事でさえも、"祝う心"で無理矢理レバレッジしてしまえば、どんな出来事もプラスになり、祝い筋を鍛えるチャンスにもなります。時には「腹立つ~...のり!」「てんてこま...いぬ!(前足を揃える狛犬ポーズつき)」「めんどくサイ...パン!(一気に南国気分になれます。)」というレバレッジワードを使うことも効果的。
最後にお話しいただいた「在る祝い」では、そこに「在る」、ここに「在る」をあらためて知ることでありがたく祝うということでした。
 
終了後の懇親会では、和やかな雰囲気のもと個別質問や参加者同士の交流で大いに盛り上がり、皆さま"祝う力"を手に入れられて"オメデタイ人"になって帰られました。
 
 
株式会社テンネット http://10net.jp/
 
 
【日 時】5月25日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】宇野由紀子 氏 (ライフテクスチャリスト/株式会社テンネット 代表取締役)
【参加人数】13名




パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第5回


講師は竹内美江氏(株式会社サンデザインアソシエーツ ディレクター)。
企画からブランディング、パッケージ、セールスプロモーションまでのトータルプロデュースに従事されている竹内氏が、企業として生き続けるためにブランディングが大切な点や、BRAND EQUITY(ブランドが持つ資産価値)、パッケージデザインにおいて考慮すべきポイントなどを解説。
また、自身の取り組まれたいくつかの事例をもとに、ブランディングのプロセスとして、デザインでどのように企業の理念や商品価値、こだわりに共感してもらえるアプローチを行なったかを具体的に紹介。
 
 
ワークショップでは、「ギフトとしてのパッケージ企画」ということで、具体的にチョコレートメーカーの商材を仮定。商品テーマに対して、まず"理解する"ためのブランド(企業)イメージ・商材イメージ・ギフトイメージを出し合い、そこから次に"創る"ための商品コンセプトやポジショニング、ブランドプロミスを考え、最後にまとめとして「Creative Brief」でポジショニングステートメントに至る過程を体験していただきました。
受講者にとっては、パッケージをつくる前に企業や商材や市場をきちんと理解し、どのようにブランド価値や顧客ロイヤリティを確立していくのか、その道筋を考える大切な視点の講座となりました。

【日 時】2018年5月23日(水)16:00~19:00
【講 師】竹内美江氏(株式会社サンデザインアソシエーツ ディレクター)
【参加人数】15名




マッチング事例を新規1点掲載しました。(ろ過フィルター付き給水ボウルのデザイン)


パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第4回


前回に引き続き、今回の講座も2部構成で開催。
前半は、弁理士の奥田利枝子氏(エルア商標意匠事務所 パートナー)が、特許情報プラットフォーム(J-Platpat:特許庁が無料で公開しているデータベース)による意匠調査・商標調査における掲載情報の留意点、意匠公法を見る際の注意点など、検索手法について実践的に解説していただきました。
 
 
後半の講師はパッケージデザイナーの大力千津子氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)。
店頭で好ましいパッケージであるための条件や、女性に好まれる訴求アプローチ、そしてパッケージに「コピー」をいれるときの注意点を説明。
そして実習では、架空の商品のコンセプトシートに従って、具体的に仮定した新商品の包材に、商品名やコピー、キーワードをグループで出し合って落とし込みました。商品の独自性の追求、ほしくなる文言、伝えたいことの優先順位を考慮する中で、読もうと思わなくても目に飛び込んでくるコピー、そしてビジュアルとの連動性を理解できる実践的な内容の講座となりました。いろんな感性の生活者がいる中で、商品を直感的に手に取ってもらうためには、わかりやすさや魅力の打ち出しなど細かな配慮が求められます。
 
【日 時】2018年5月16日(水)16:00~19:00
【講 師】奥田利枝子 氏(エルア商標意匠事務所 パートナー/弁理士)
    大力千津子 氏(株式会社イング アソシエイツ ディレクター)
【参加人数】13名




平成29年度「デザインによる子どもの創造性を育む教育モデル事業」 実施報告 動画をアップしました。


【SEMBAサロン89th】 オメデタイ人になるための「祝う力 トレーニング」宇野由紀子氏


 
大阪デザインセンターでは、金曜日夕刻に自由参加のサロンを開催しています。
今回のスピーカーは、ライフテクスチャリストの宇野由紀子さん(株式会社テンネット 代表取締役)です。
 
(株)テンネット 質感研究室では「祝う力 トレーニング」の研究・開発をこの春スタート。
心の祝い筋を増強し、自分自身を、モノコトヒトを今よりもっと祝える体質になる。
ひいては、この世のさまざまをことほぎ、生きるを祝う力にあふれた"オメデタイ人"になる。そのためのトレーニング法を編み出すべく、研究室内で実験実践・自主トレをされています。
 
今回SEMBAサロンにて「祝う力 トレーニング」初のワークショップを開催いただきます。自分を祝うってどういうこと?何を祝う?どう祝う?祝うと何が変わる?を共に考え、感じる時間にしたいと思います。
オメデタイ人になるための研究・開発にご荷担くださる方、今よりもっとオメデタイ人になりたい方、ぜひワークショップにご参加ください。

 
スピーカー: 宇野由紀子 氏 (ライフテクスチャリスト/株式会社テンネット 代表取締役)