治部電機株式会社

　単巻きの特長を生かした変圧器です。
絶縁特性は不要で、電圧を下げるために採用されました。同時に小型化の要望を叶える為です。

　盤に収納しますが、小さくないと入りません。
電圧を下げるだけで、回路絶縁は不要です。このような場合、変圧器を単巻(オート）トランスにして小型化を図りましょう。状況に合わせた変圧器の設定が必要です。

　４４０Vから２２０Vに降圧させるトランス　盤に収容して使います。充電部を透明カバーで保護しています。感電や短絡事故を防ぐのが目的です。

　アイロンやシーラーなど熱を使って加工する機械装置に組み込まれます。通電時間を短くして、繰り返し使うなどの条件を加味して変圧器の仕様を決定します。それで、小型、軽量化を実現することも可能となります。

　位相制御することで電力調整を行なうサイリスタに対応した変圧器です。サイリスタ（ＳＣＲ）メーカーによって推奨する磁束密度が異なりますので、お使いになるＳＣＲの型番等をお知らせ頂ければ対応もスムーズです。

　単相ダウントランスです。415Vを１００V電灯回路に使える電圧に降圧します。盤に収納して、回路を形成します。

　三相電源が４１５Ｖ回路から２００Ｖに下げて、機器を使いたい。
そんなご要望から変圧器のオーダーにつながりました。

　変圧器には、色々な使い方があります。その分、変圧器の種類も増えるんですが、基本的な概念は変わりません。今回ご紹介するのは、バランサやバランサーと呼ばれる変圧器です。区分すると、単相単巻変圧器ですが、使う目的が、名称の如く、単三回路のバランスを取ることです。

　２２０Ｖ駆動のコンプレッサーを使いたいが、手元の電源が４４０Ｖしかない・・・

そんな時には、変圧器のレンタルがお役に立ちます。

　本当の省エネとは、必要なエネルギーは使い、不要なものは使わない。そんな基本概念が前提としてあるのではないでしょうか。電気の場合、安全面から見て、余裕を持った仕様設定にすることが基本です。回路絶縁構成や容量設定など、本当に必要な機能を見極めて、正しく選ぶことがプロフェッショナルとしての役割になっています。