治部電機株式会社

　産業界では、電動機（モーター）でモノを動かしています。

ほとんど全ての加工機にモーターが使われています。
大型のモーターになると始動時に大きな力＝大きな電流が必要です。
そんな時に、始動リアクトルは使われています。

 

 
何事でも、はじめるときには大きな力が必要です。物理的にも解明されていることですが、実際に使われている現場でも、それに合せたものが必要とされます。

例えば、モーターを駆動する時には、大きなトルクが必要です。大きなトルクを得るためには、大量の電流を流す必要があります。
供給する側の電源の問題として、始動時に大電流を供給して徐々に電流を下げていく必要があります。

この時に、お役に立つのが起動用、始動用といわれるリアクトルです。
誘導電動機では、特にその需要が旺盛で回転が安定すれば、必要のなくなるものです。
特長として短時間運転に限られるということが出来ます。

 

　一般に回転機とは電動機、ポンプ、圧縮機、ファン、ブロワー、タービン及び、発電機をいう。これらは機械力を利用するために様々な産業に広く用いられている。
ここでは、電動機（モーター）に用いられる始動機についてお話したい。
電動機は始動時に大きな力が必要なため大電流が流れます。このことは、電動機だけでなく周辺機器（ベルトやコンベヤーなども含む）に大きな負担となります。簡単にいうと消耗や劣化につながります。
回転機を安心して、永く使うためにも始動機は役に立っています。

ここでは、始動用リアクトルをご紹介します。


始動用リアクトル


接続端子と透明保護カバー


上部には吊り金具がついている。



製品仕様
事例番号777　（File №04-1167）
始動用三相リアクトル　１３２kW用　
屋内用乾式自冷型　６０Hz　定格1分間
回路電圧　４４０Ｖ　定格電流２１５A　
始動電流　１３００A（8ポール）
タップ　８０％　６５％　５０％
耐熱クラス（絶縁種別）B種
質量約140kg



３相始動用リアクトル

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