サカキデザインスタジオ

サカキデザインスタジオ

サカキデザインスタジオ
 
デザインの目的は

美しいカタチをつくることではありません。
   
そのモノに触れることによって

人々のココロに “ Happy ” をもたらされる・・・

デザインとは

そのための手段です。


一緒に “ Happy ” をつくりませんか?


■ インダストリアル(工業)デザイン全般
■ 製品開発、用途開発
■ 製品デザインコンサルティング etc.



ご相談、お見積は無料です。お気軽にご相談ください。




SAKAKI  DESIGN  STUDIO

〒561-0843 大阪府豊中市上津島3-8-3
URL http://sakaki-d.com
e-mail  info@sakaki-d.com

代表
榊原 学
manabu  sakakibara

法人化 、 会社名変更


 

 

個人事務所設立から早いもので10年が過ぎ、この度事務所を法人化致しました。

 

それに伴い、会社名も “サカキメディカルデザイン” に変更致しました。

 

 

“医療” と言うものにさらに向き合っていこうという決意と共に会社名に“メディカル” の単語を加えました。

 

本当は、法人化なのだから、個人名の “サカキ” というワードを入れるのはどうか・・・とも思っていたのですが、

 

そもそもこの “サカキデザイン” というのは、亡くなった親父が営んでいた染色関連の会社 “さかき工芸” から

 

取ったものだったのです。

 

 

親父は生前、私が会社員の頃から将来独立することを心から応援し、楽しみにしてくれていました。

 

晩年、病床でも気にかけて、「こうする時は、気をつけろ」「ここは、こうしておけ」と色々アドバイスをくれていました。

 

「俺が、元気になったら色々アドバイスしてやるから、独立する時は報告しろ!」と言っていたのですが、

 

私が独立する4ヶ月前に、天国に旅立ってしまいました。

 

独立する時は、何の迷いもなく親父の会社 “さかき工芸” の社名を引き継ぎ “サカキデザイン” としました。

 

親父からもらった数々のアドバイスを胸に・・・。

 

 

あれから10年。次なるステップに進もうと思います。

 

会社設立日は、親父の誕生日の7月3日にしました。

 

名前も、今度は色々悩んだのですが、やはり “サカキ” の文字だけは残すことにしました。

 

これからも親父の背中を追いかけながら、頑張っていこうと思います。

 

 

 

 

 

 




医療機器デザイン=プラセボ


                                                                                                     
弊所HP(http://sakaki-d.com/sevice.php)をご覧いただくと

“医療機器デザイン=プラセボ”    という表題があります。

ちょっと解りにくいタイトルですので、この場で補足させていただきます。

プラセボとは、本来の意味は偽薬、つまり治療効果のない薬の事を指します。

新薬開発の試験や研究の際に、“二重盲検法” といって試薬と混ぜて使用し、

薬効を調べるのに使ったりしています。

なぜそんなことをするかというと、患者は薬そのものの効用ではなく、

医師への信頼感や安心感といった心理作用によって症状を改善させる場合があるからです。

まさに前回かかせていただいた “期待” が病気を治す、ということですね。

一般的には、プラセボは偽 “薬” のことを言いますが、私は医療機器の “デザイン” についても

この “プラセボ効果” が有効と考えています。

何の飾り気もない金属の箱に、訳の分からないメーターやLEDがついた医療機器と、

優しいフォルムや配色で患者にも一目でどんな治療器か理解できるデザインの医療機器。

患者に与える安心感、信頼感はどちらが優れているかは明白ですね。

きっと後者の方が患者は治療に意欲的になれるし、回復へのスピートも違ってくると思います。


デザイナーが医療に対し、できること・・・

まだまだたくさんありそうです。



医療機器のデザイン ~その2~



以前のブログでも書かせていただいたのですが、3年ほど前に病気を患いました。

様々な医療機関で、様々な検査、治療を受ける日々。

その際、デザイナーという視点から多くの医療現場、医療機器を見て思ったのは患者目線でデザインされた機器が

本当に少ないということ。

治療を受ける患者さんは、病気に対する心配、治療が苦痛でないかという心配、といった多くの不安を抱えていま

す。そんな患者さんの気持ちを考えた医療機器がない・・・

私たちデザイナーは、患者さんに対し治療することも、励ましの言葉をかけることもできませんが “機器をデザイ

ンする”ことで “この医療器なんだか効きそうだな”と感じてもらったり、治療に対し不安に思っている患者さんに

“優しいデザイン”でその不安を少しでも和らげてあげることなら出来ます。

病は気から・・・というように病気の治療には、患者さんの “治りたい”という希望が大切です。そして、その希望

を生むには、この病院、この医師、この機器ならば自分の病気を治してくれる、という “期待”です。

そんな “期待”を持ってもらう医療器デザインが本当に必要だと思います。そうすることで患者さんは治療に前向き

に挑め、医師の方々の治療の効率が高まる・・・。


私たちデザイナーも医療に貢献できる。そう信じています。



 



医療機器のデザイン  〜その1〜




HP(http://sakaki-d.com)をご覧いただければ分かるのですが、

サカキデザインスタジオは、医療機器のデザインを専門としています。

プロダクトデザイン事務所は、一般的には工業製品全般のデザインを請け負い、

その中の一分野として医療機器のデザインも行なっている、という事務所がほとんどです。

私のように医療機器に特化したデザイナーとしてフリーランスで活動しているのはマイノリティーと言えます。

私自身も以前は上記のようなプロダクトデザイン事務所に勤めていました。

ただ医療機器デザインの割合が、他の事務所より多く6:4ぐらいで医療関連が中心でした。

その形態は、独立後もしばらくは続きましたが、徐々に比率が7:3になり8:2になり・・・

治療機器からオペ室関連機器、医療物流関連機器、歯科用機器から動物医療用機器まで。

その分野が広範囲になっていくに従い、医療機器デザインの様々な問題も見えてきました。

その問題を解決するには医療機器に特化してより深く、より広範囲のデザインをしていかねば・・・

そんな思いに駆られ、事務所の軌道を徐々に修正。

こうして医療機器デザインを専門とした “サカキデザインスタジオ” になっていきました。

(続きはまた次回に)












 



再始動




随分前から放置状態だったホームページをリニューアルしました。

それに伴い、Blogのコーナーを設けました。

筆不精な私なので、どれぐらいの頻度で更新出来るか分かりませんが、

ホームページ上でお伝えできていない事、思いなどを少しづつ綴っていければと思っています。


ここ2~3年、体調を崩してしまい、学校の講師もお休みし、新しいプロジェクトも一旦保留し、

仕事量を体の具合と相談しながら日々過ごしてきました。

その間、多くの方々にご迷惑をお掛けしてしまい、またたくさんの励ましの言葉をいただきました。

この場をお借りしてお詫びとお礼を申し上げます。

おかげ様で体調も元に戻り、ホームページの更新と合わせてデザインのお仕事も再始動のつもりで

頑張っていこうと思っております。


これからもサカキデザインスタジオを宜しくお願い致します。








 (この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)