仮設住宅の資材が  

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東日本大震災のあの地震から3週間以上たち、被災者の方の避難所生活も疲れがピークに来ているかと思われますが、阪神大震災と違いなかなか仮設住宅の建設が進まない状況だそうです。

特に建設資材の合板(コンパネ、ベニヤと言われているもの)が日本の半分ぐらいを今回の東北で作っていて、その工場が津波の被害に会い供給できない状況だそうです。

地元岸和田にも木材コンビナートというのがありますが、船で原木を運んでくるからおもいっきり海沿いにあります。
工場だから船をつけてすぐに荷降ろしできたり、原木を海に浸けて保管したりというのには都合が良いのでしょうが、津波での被害は計り知れません。

テレビのニュースでも工場を再開させるために、津波で流された原木をクレーン付きのトラックで集めてる様子がありました。

福島や宮城ばかりに目は行きがちですが、千葉や茨木も沿岸部は深刻です。

とりわけ首都圏に近く、日本で唯一の原材料を作ってる工場も多数あり、各産業界への影響もすごいようです。

何かをつくろうと材料はあっても、添加剤が工場の被害で手に入らないから作れないなど色々な方面で影響が出ています。

経済性ばかりを重視すると、何かあったときのダメージが大きい。

リスク分散や事業継続計画(BCP)を見直す良い機会だと思います。










マイレット事業部 久保