業務の見える化、IT経営への取組み支援策ご紹介

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中小企業と地域振興をもっとサポート 独立行政法人 中小企業基盤整備機構

事業仕訳で、独立行政法人が取り沙汰されていますが、私は、中小企業策の実施機関である(独)中小企業基盤整備機構近畿支部のプロジェクトマネージャーを、ちょうど一年前から務めています。

今日は、そんな私が、企業さまにぜひお勧めしたい事業(支援策)をご紹介いたします。

それは、「戦略的CIO育成支援事業」http://www.smrj.go.jp/venture/consult/046280.html です。

名前は小難しいですが、どんな支援策かというと・・・ 社内の部門横断的に業務の中核を担う人材でプロジェクトを立ち上げていただき、中小機構から派遣する専門家(アドバイザー)やスタッフ(マネージャー、事務局)が、ファシリテータ役を務めながら、自社のIT経営のビジネスモデルについて考え、実現し、競争力を高めていただこうというのです。
国の施策ですから、専門家の費用は、企業さまは1/3負担だけですので、コスト面でもたいへんお得です。

具体的には、まず、企業の現行の業務プロセスを、まずは「見える化」し、現行業務のどこで自社は儲かっているのか、どこに問題があるのかに、「気づき」、それを社内で「共有」します。

次に、経営戦略にとって重要性・必要性の高い課題から、優先的に、解決の方法(システム導入・構築・リニューアル、業務改善)を実践するためのアクションプランを立案します。

そして、この事業の一番大きな目標は、このようなプロジェクト(通常6カ月~1年程度)を通じて、自社の課題と経営資源を冷静に判断し、自社のIT戦略を担う人材(これが戦略的CIO)を育成することです。

昨年は、近畿支部で11社取組を開始し、現在、多くは進行中ですが、すでに、人材育成、顧客開拓、生産性向上など、成果が出始めています。(BMBの会員企業さまも、おられます。)

「国の制度を自社の課題にうまく適用して成果をあげたい」、「環境変化に対応できる自社のビジネスモデルを構築したい」、「IT経営をきっかけにして事業承継(後継者育成)を進めたい」、などとお考えの企業さまには、特にお勧めです。

もっと、詳しく聞いてみたい、自社に来て相談してほしい、という方は、北口(kits@kits-21.com)宛て、メールでお気軽にご連絡ください。
お待ちしています!