世界的な潮流★スマートシティの事業可能性

前回のセミナーからの考察! 

スマートメーターから得られるユーザー情報は、活かし方次第で、健康・介護・防犯(セキュリティ)・省エネ・交通サービス等への事業展開が拡がり、大手企業のみならず、ベンチャー企業や中小製造企業も、アイデアを活かした事業展開が講演されました。
 
電気自動車、ネットワーク情報家電、省エネ住宅・ビル、再生可能エネルギー、蓄電池等にも拡がり、例えば電気自動車の傍流として、関連事業では、駐車場の課金システムや、再生可能エネルギーと駐車場充電池の接続機器、或いは太陽電池充電型電気自転車のレンタルサイクル事業などのアイデアが、又、ネットワーク情報家電なら、安価な無線通信技術(Zigbee等)を使うことで、鍵の開閉のデータの蓄積は介護や防犯を軸とする新規事業アイデアが・・・家庭で消費するエネルギーのデータ収集の講演では、Googleのパワーメーターが先行しているというが、実際には継続的に楽しく、わかりやすい管理ツールが必要であり・・・、前回のセミナー「スマートメーター・システムにおける用途展開とビジネスチャンス」では、任天堂のWiiFitのようなノウハウ(=究極のユーザー視点)の活用を紹介、日本人のコンテンツ技術は世界的に強い!と大反響でした。
 
社会インフラに必要な悩みがビジネスになると考えれば、大資本を投入する本流ビジネスばかりではない。本流ビジネスの周辺・・・傍流を考える姿勢で、悩みの接点となる情報を率先して集めていけば、ベンチャー企業や中小製造企業が、スマートグリッド分野にて進出できる、そんな可能性は拡がっているようです。
 
 
  ~政策・標準化、市場・主要プレーヤー、ビジネスモデル・事業採算性~