株式会社大東化成

株式会社 大東化成

フッ素樹脂コーティングとは?

フッ素樹脂コーティングとは、母材の表面に膜を形成することにより、過酷な条件のもと、メンテナンスフリー、稼働率の向上、純度の向上、プラントの保護等、素材の持たない特性を付与したりすることを目的とします。
フッ素樹脂にはさまざまな種類のものがありますが、弊社ではフッ素樹脂がもつ優れた特性を活かし、撥水性、非粘着性、低摩擦性、耐摩耗性、耐薬品性、耐食性等、幅広い用途で優れた特性を持つフッ素樹脂コーティングで、お客様のニーズにお応えしています


フッ素樹脂の特性

【撥水性・非粘着性】水や油をはじき、粘着性のあるものでも付着しにくく、付着しても離れやすい性質があります。テフロンコーティングのフライパンなどでよく知られています。

【耐電性】電気抵抗率が高く電流をさえぎるため、電気絶縁コーティングとして活躍します。ほかの樹脂にくらべ耐アーク性に優れ、さまざまな電気的な環境において安定しています。

【耐薬品性】酸やアルカリなどの化学薬品に侵されたり、変質したりすることがほとんどありません。化学プラントや貯蔵タンクといった設備の耐食に大きな効果をあげます。

【低摩擦性】摩擦係数が低いため、コーティングすることで、基材にすべりの良さを与えます。おもに機械や部品の潤滑性を高め、スムーズな稼動を促すのに利用されます。

【耐熱性】樹脂のなかでは驚異的な耐熱性をほこり、260℃という高温下でも使用できます。ほかの樹脂コーティングが難しいとされる温度環境で活躍します。

【耐磨耗性】めっき、アルマイト処理などの金属表面処理とフッ素樹脂の組み合わせは、金属が持っている高硬度性とフッ素樹脂の持っている潤滑性とが上手くマッチし、硬さと優れた耐磨耗を実現します。