マスコミに取り上げられやすいプレスリリースの書き方6

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プレスリリース、第一のチェックポイントはFMOがあるかどうか。
とはいえFMOでなければダメとあきらめることはありません。
他にも取り上げられやすい切り口はいくつかあります。
もっとも取り上げられやすいのが『調査』ネタです。
たとえどんなニッチなテーマの調査であったとしても
実際の調査に基づくデータの説得力はとても強力。
逆に考えれば、未だかつて誰も調べたことのないようなテーマほど
そのデータの希少価値は高まります。

仮にBMBに登録されている企業さまを例にするなら
金属製ベローズの品質調査実態についてのリサーチとか
特殊材料を使ったベローズの使用動向とかがありそうです。
(三元ラセン管工業さま、勝手に例に取り上げてすみません)。

そんなマイナー調査に興味を示すマスコミがあるのかって?

ベローズの品質がもしも原子炉関連の問題に関わりがあるとしたら
たぶん立派にネタになると思います。
少なくとも日経産業新聞や日刊工業新聞が
取り上げる可能性はあるでしょう。

調査は事実に基づいているだけに信頼性が高く
マスコミとしても取り上げやすいのです。

では、ほかにどんなテーマが考えられるでしょうか。
大きな時代背景を考えれば、
たとえば環境対応、省エネの工夫などがすぐに出てきます。
御社の取り組みで
何かオリジナリティを訴求できるものはありませんか。

あるいは教育関連で何かアピールできる要素はいかがでしょう。
学校に出張授業に出向く、工場見学に来てもらう。
最近では中学生の体験学習などもあります。
これなどは体験者の声とあわせてプレスを打てば
地方面などに掲載される可能性があるでしょう。

さらに地域貢献や社会貢献ネタもあります。
何かイベントを開催することがあれば
それこそ絶好のチャンスです。

大切なのは、何かアクションを起こすときに
それはニュースネタになるだろうか、という視点を持つこと。
ニュースネタでもっとも強いのは
社会に対して何らかの価値貢献できるアクションです。

そう考えればイベントを企画するときの基本的な方向性も
変わってくる。そう思いませんか。

つまりプレスリリースに意識的になることは
企業経営の方向性までも変える可能性があるわけです。

次回はプレスリリースの具体的な書き方について
ご説明します。