BMB勉強会レポート vol.10

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昨日のBMB勉強会では内容が多岐に渡り、何について書こうかと迷ったのですが、「里山的・・・」という話題が印象に残りましたので、それをテーマに書いてみることにしました。
養老孟司氏の発言から話が発展したのですが、里山というのは自然を利用しながら手入れもされている山を意味し、自然と人工の中間的な状態です。

自然を相手に手入れをしていると、「ああすればこうなる」といったように、人間が頭で考えた通りにいかないことが多くあります。その“想定外”のことに対して、試行錯誤しながら手入れを積み重ねた状態が里山であり、自然と人工が共存している状態ということでしょう。

養老孟司氏は「ああすればこうなる」という考え方がおよぼす危険性を指摘しておられます。人間と動物、自然と人工、意識と身体、子育て・・・ いろんなことについて言えることだと思いますが、「事業プロジェクトの進行についても同じことが言えるのではないか・・・」ということにBMB勉強会では話が発展しました。

事業プロジェクトと言えども、その先にあるのは自然であったり人間であったり、「ああすればこうなる」という目論見通りに行かないことが多々あります。やはり問題が生じたら、それを改善していくというように、“手入れ”を続けるということがとても大切です。

そして、“BMBはとても里山的!” という話で一件落着しました(*^-^*)

さまざまな改良が加えられているBMBですが、それが可能となっている背景には、オープンソース(Geeklog)の有効利用や、運営メンバーの方々の技術力や洞察力、等々があるわですが、それに加えて運営メンバーの皆様の “愛着” みたいなものも感じられました。

BMB、まだまだ成長しそうな気配です(^ー^)ノ~~!

BMB勉強会の様子

[tag:BMB勉強会 養老孟司 里山 ああすればこうなる]