デザインイベント

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というわけで、東京のデザインのイベントに来ました.
とりあえず、100%デザイン.

手前にテントが増えて、一つはジャパンブランドの展示.これはなにがいいたいのかよく解らず.
もう一つは、海外のデザイナーの展示&売り込み.100%テント内にも同様のコーナーがありますが、そのアップグレードバージョンの様子.テント内もそうだけど、デザイナーが作って売り込んでくるプロダクトは、デザインの完成度に多少問題があっても勢いがあるので、その迫力が商品の良さに繋がっていたりします.

メインのテント内は、逆にビジネスを見据えた展示や数年前から出展していたものが商品化になったものを展示していたりと「大人」になった印象.逆にそういう意味での「ヤンチャ」さによるワクワク感をもったブースが少なくなった印象がします.
とはいえ、知り合いやお世話になった方が出展していたり、地場産地のメーカーの方やお会いしたかったデザイナーの方にもお会い出来たので、色々と収穫はありました.

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学生展の展示には関係していないのですが、教えている学生が出展していたので見てきました.
まあ、ブース自体にテーマ性があってその中で展示してたので他よりよく見えたのは手前味噌だからなのでしょうか?
ただ別の所で雨が降ってきたら急いでカバーを掛ける作品があり、そういう状況が解っていたのにそういうモノ作りをしていないということがよく解りません.まあ、指導側の問題ですね.

その下の企業のコンテナはあまり見るべきものもなく、産学協同も面白いのも多かったけど、企業と大学のミスマッチしているようなものもあって、どちらかというとコーディネートの問題が多いような気がします.
企業展示では、富士フイルムが研究所で見つけたテーマからインスタレーションを展示していました.ただ、見せるのではなく、説明員(デザイナー)がつきっきりで説明しているので、そのコミュニケーションの方法や出展の意義も含めてよく考えて出してあって、単なるデザイナーの(日ごろの業務でできない)マスターベーション展示になってないところが面白く見れました.


その後、デザインタイドへ.
100%デザインとは対照的に「ヤンチャ」なデザインやインスタレーションが多く.面白いものが多くありました.
中でも、電磁誘導のLEDディスプレイや、モジモジ君ウォール、木の葉巻き上げ装置はナカナカ.
商売を考える一方、こういう勢い重視の開発も車輪の両輪だと思う会場でした.


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その後カラヤン広場へ、知り合いの作品を見に行きました.
オイオイというものから、地味だけど面白いものまで色々ありました.
でも、つきあいとは思うけどこの会場でやる意味はあまり感じられませんでした.