【マーケットイン・プロダクトアウト】

2016/10/27 14:00
投稿者: nishitani カテゴリ:実践! 工場改善

昔TQCで覚えた懐かしい言葉を最近聞きました。

「TQC」:Total Quality Control(全社的品質管理)
バブル時代に大流行した改善手法です。

Q7(QC七つ道具)・N7(新QC七つ道具)
どれも以前からあった手法をまとめただけのものだが、多くの経営者から
すごく斬新に捉えられた。
大学の先生方を審査員に迎えて権威づけをして、企業規模の大小を問わず、
「何が何でもTQC」という風潮を国内全域に広げていった。

このマーケティング手法は素晴らしい。
TQCそのものよりも大いに学ぶところがあります。

 



キーワードは「品質保証」と「方針管理」

「デミング賞」も過去のものとなりました。

しかしながら、Q7にある「管理図」「ヒストグラム」等は、もともと
製造業の品質管理では常識的な技法です。

「チェックリスト」「グラフ」など、だれでも必要に応じて使っているもので、
ものものしく「七つ道具」というほどのものではない。

N7にある「PDPC」も、近藤次郎氏が考え付かれた発想法で、TQCの
ずっと前に著書で紹介されていた。

「親和図法」も「KJ法」と99%同じものだ。(情報を組合わせる枚数を2枚に
限定しているところは改良されている)

それらをTQCとして体系化した発想は凄いと思う。
「TQC」は大ヒット新商品だった。

新商品は何も無から有を作るものではない。
既存商品を上手に組合わせたら新商品になるのです。
要はお客に役立つかどうか。

Q7もN7も本気で活用すれば、まだまだ十分改善の武器に活用できる
ことは間違いない。
知識は、使ってこと価値が出るのです。

そのTQCも、すぐ後にISOに取って代わられました。

ISOも認証マークを名刺に印刷するだけでは何の価値もない。

日々進化している技術も「知ってる」だけに終わらせることなく、仕事に
活用して成果を出すことをしないと宝も持ち腐れになってしまう。

その辺が私の仕事になるのかもしれないですね。

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