【役割を今一度認識する】

工場改善を進めていると、

「部門(構成員)の役割を明確にすること」
「次工程はお客様」
に落ち着きます。

「仕事を確実にこなす」という意識がまだまだ低いところが多い。

 

決して悪意で「手を抜く」ということでなく、「次工程で問題を発見してくれればいい」という考え方なのです。

「不良品は検査工程が見つけてくれる」
というのもよくある例です。

検査工程は不良品を発見する場所ではない。
製品の品質履歴を解析して、次の改善に繋げるためにあるのです。

検査工程に入ってくる製品は、すべて適合品でなくてはならないのです。

こういった誤解がおこるのも、部門の役割を曖昧にしている管理側の責任です。

工場改善技術を高めることも大事ですが、
同時に、管理者の意識改革も高めなければならないですね。