【改善基盤を固める】

 「付加価値」とは、「品質を作りこむ」こと。
 
品質を作りこむのは、「作業」または「機械」。
 
「人の動き」は「作業」。
 
「スパナでボルトを締める」のは、「品質を作りこむ作業」だが、
「工具箱へスパナを取りに行く」「必要なサイズのスパナを探す」行動は「付随作業」
であり「ムダ」という。
 
分析的IEの基本的な考え方だが、こんなことが大手企業でもまだ理解できない所がある。
 
しかし、このような基盤をしっかりしておかないと、高邁な理論を振りかざしても一部の
キャリア社員が興味を示すことはあっても、会社として継続的改善を実現することはできない。