治部電機株式会社

 
電気回路を絶縁する時に使われる絶縁変圧器

電気は、物理的に接続されている回線で回路が形成されています。
しかし、電気的絶縁を目的に変圧器を使うことで、電磁誘導現象を用いて非接触で高効率にエネルギー変換を行うことが可能です。
 

簡単にいうと、一次側と二次側の電気抵抗は任意で増やすことが可能です。
一般的には、規格JEC-2200-1995に規定されている絶縁強度が確保されています。
具体的には、交流４００V回路では、AC4kV/1分間の耐圧試験に合格した製品が使われています。
写真の製品の場合、1次－2次間,対地間の絶縁強度が各AC4kVということになります。

電気回路絶縁には、変圧器が最適

製品仕様

事例番号1140（File№01-1402)　　　　　　

三相絶縁変圧器(中性点付き鉄心接地端子付き）　　　　

三相２０ｋＶＡ　５０／６０Ｈｚ　　　

　一次電圧：４００Ｖ　２８．９Ａ　デルタ結線　端子サイズＭ５　

　二次電圧：４００Ｖ　２８．９Ａ　 　　　　　スター結線中性点付　　鉄心接地端子付き 　　　　　端子サイズＭ５　　

乾式自冷式　

定格時間：連続

ＪＥＣ－２２００　

耐熱クラス（絶縁種別）Ｂ種　

屋内乾式ケース入り　ＦＢ－Ｂ型　

質量約１９０kg

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