害虫の進化はトコジラミだけにあらず

 身近な害虫の進化のお話です。 昨今、関西で言いますと、京都や奈良などの観光地を中心に
被害の拡大が続いています、トコジラミの被害ですが
現在、そこまで被害が拡大した理由の一つに、今まで使用していた
ピレスロイド系の薬剤に対し、トコジラミが耐性をつけた(進化)した事が
一つの理由とされています。
手軽な薬剤に頼った害虫駆除の結果が、害虫を進化してしまいました。
23日のアメリカ科学雑誌、サイエンスに同じ害虫であるチャバネゴキブリの中に
誘因剤に対して危険だと判断して、トラップなどに近づかない個体がいるとあります。

サイエンス
http://www.sciencemag.jp/

誘引剤(餌)の中に含まれるブドウ糖に対して拒否反応が出ているらしいです。
これは非常に速い進化だそうです。

このゴキブリという害虫ですが、実はダニなどと同じくアレルギー疾患や喘息の元となる
アレルゲンでもあります。
ゴキブリは仲間をフェロモンで呼び寄せます。このフェロモンの除去もゴキブリの駆除と
同じくらい必要な対処方法になります。
フェロモンは熱で完全に除去できます。
ゴキブリアレルゲンが最も多い所はキッチンですが、関連性のある所ですと
寝具や寝室の床の上やソファーなども挙げられます。
今後、熱によるゴキブリの駆除やアレルゲンの除去の必要性があるかもしれません。
 
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