ちょっとした変革 その2

  • 投稿者:  
  • 表示回数 1,899

ここにきて、温かくなりました。
奈良では、東大寺二月堂の「お水取り」が行われています。
3月1日から14日まで本行が行われ、
終わるころには冬が明けていることから、
春を告げる行事と言われています。
春はもうすぐそこです。

今回は個人の「ちょっとした変革」方法のお話です。 

最近は、普段着感覚が強まっています。
「よそ行き」のスタイル・考えが後退しているのかもしれません。
そこであえて「よそ行き」感覚を作りましょう。
そう「ケ」(普段・日常)、と「ハレ」(非日常)をはっきりさせることです。
「ハレ」の日を作ってみることが、
自分自身のちょっとした変革につながります。

「ハレ」の日というのは昔はよくありましたよね。
わたしの小さい頃は、百貨店に行って食堂で食事するのも「ハレ」でした。
親子そろって、「よそ行き」の服を着て百貨店に行ったものです。
その少し緊張感のある楽しさが懐かく感じます。

そこで今あえて「ハレ」の日を作ってみましょう。
例えば、
いつもは串カツ、焼き鳥、おでん、立ち飲みといったところですが、
たまには、京都の料理屋さんとかに行ってみるのも一つ。
敷居の高さなどではなく、
「よそ行き」の気持ちを少し思い出してみましょう。
昔の百貨店のように「よそ行き」の気持ちで臨んでみるのです。
そうすると、不思議なもので
味だけでなく、
器と料理の取り合わせの良さ、
部屋の設え、
床の間の軸ものや花器
といったものにも目がいき、
いつもとは違った視点・感性につながります。
ちょっとした気品も高まり、
奥深いものが得られることもあるでしょう。

非日常的なこと、「ハレ」の日を作ることで
今までとは違った感性・感覚が生まれます。
これは、食事(料理)だけのことではありません。
みなさんの日常の中で、少しだけ非日常な時を作って
いつもとは違った感覚を楽しんでみてください。
今までとは違った、ユニークなアイデアや知恵が生まれますよ。

日々の業務も一緒です。
難しく考えず、今を少しだけ変えてみる。
そんなほんの小さな変革、知恵・アイデアが
今後の大きな展開につながるかもしれません。
ぜひ日常の運用をもう一度よ~く見つめてみてください。
ちょっとした変革が見つかるかもしれませんよ。

・経営理念
・組織改革
・運用改善
・省エネ
・IT化
・社員の意識改革、育成
etc
お手伝いさせていただきます。

CCS-West@cec-ltd.co.jp