6kV級機器向け耐圧試験用変圧器

  街中でみる配電系統の電圧は6kV級が大半を占める。
工場や中型マンションなどの配電室やキュービクルには、6kVが引き込まれています。

すなわち、配電系統の6kV機器が工場やマンションなどで設置されているのだ。
この様な高電圧系統の機器は、毎年定期点検が必要で、各保安協会や電気主任技術者が担当している。

6kV級の機器を検査する時に、定められた耐圧試験を行っている。
絶縁強度(絶縁耐力):「耐電圧試験(略して耐圧試験)と呼ぶ」を実施し、機器の合否判定を行います。
ここで注意:絶縁抵抗と絶縁耐力
 

そして、機器ごとの適応規格があり、メーカーはその規格に則って検査を行っている。
例えば、変圧器の場合もいくつかあり
JEC-2200-1995
JEM-1310-1981
など併用して適応することも多くあります。

今回6kV級機器の耐圧試験を実施する高電圧発生試験用変圧器をご用命頂いた。
通常は、圧倒的に油入りで製作をするのだが、今回は、乾式モールドでご要望でした。
なぜ、モールド変圧器にしたいのかを、お聴きすると、油の管理が面倒ということでモールドを選定されました。
また、検査(作業)環境で油が持ち込み出来ないというのが、最も大きな理由でした。

そのご依頼から製作した試験用変圧器がこれだ。
22000V発生試験用変圧器
22kV発生試験用変圧器 乾式モールド

高圧発生22kV上部端子 片側(一端)接地端子下部 試験用変圧器
試験用変圧器の高圧出力端子
上部22kV出力端子
下部片側(一端)接地端子

試験用変圧器乾式モールド 
試験用変圧器 30分定格 

入力側210V端子と計測用端子110V 試験用変圧器
上部入力端子と計測端子が一体となっている
試験用変圧器の入力電圧単相210V 計測用端子110V

試験用変圧器を上部から見た図
高電圧発生試験用変圧器
上部出力端子22kV 一端接地(下部)
手前左から入力単相210V 2つおいて測定端子110V

 

製品仕様

事例番号1059  (File№02-3707)  

高圧発生試験用変圧器 テスティングトランス     

単相 5kVA 60Hz

 1次電圧:単相二線   210V 23.8A  M5 

 2次電圧:単相二線 22000V 0.23A  M5  

 3次電圧:単相二線   110V 0.01A  M5

時間定格:30分間

耐熱クラス(絶縁種別)A種 

  

質量約75kg 


お問い合わせは今すぐ!

 

 

営業tel: 06-6392-9129 代表tel: 06-6392-9121  
fax: 06-6395-8861  

http://www.jibu.co.jp/   e-mail: info@jibu.co.jp

 

 

〒532-0033 大阪府大阪市淀川区新高5-16-17

 

 

 

 

 

 

 

ビジネスマッチングブログ

 

ツイッターやってます。ご自由にフォローしてください。

トランスのレンタル専門店「レンタルトランス.com」

リーケージトランス専門店「リーケージトランス.com」http://www.jibu.co.jp/image/banner/leakage_bar.jpg

試験用変圧器専門店「テスティングトランス.com」http://www.jibu.co.jp/image/banner/testingtrans_com.jpg