ラックなたたずまい《再生エネルギー》

 29日に協業工房(大阪・本町)で開催されたモノ・新素材技術研究会「再生エネルギーの可能性について」は、この3月に㈱シャープを退職されたばかりで今は大阪産業デザインセンターでコーディネーターをされている杉山正和さんをお迎えして開催されました、
太陽電池パネルのサンプルもかなりの種類が持ち込まれ、実物と最先端のアイデアなどを知ることのできる有意義なイベントでした。
当社のソーラー架台を販売しているスタッフも聴講生で参加しました。


参加者はちょっと少なめ17名でしたが、内容は濃く、㈱シャープさんが得意とされるソーラーパネルの市場性、技術、種類などが紹介され、これらの知識を活かして新しい製品を見出せないものか、考えるいい機会になったかも知れません。

三進金属工業ではソーラーパネルの架台を製造販売しています。
まだまだ小さな事業ですが、それでも最近増えつつある休耕地を使ったソーラー発電施設の建設、マンションや事業所の屋上に設置するソーラー架台など、様々なシーンでご利用いただきつつあります。
ラックを製造する技術を転用していますので、コストもそこそこと評判です。

架台については積極的に取り組み始めているのですが、スチールメーカーとしての弱みが「テクノロジーに若干弱いこと。」

ソーラー架台を設置するための条件などは十分に把握しているのですが、最先端のソーラーパネルをどのような場面で、どのように設置すれば効果的でエクステリアとして優れているのか、というようなことについては少々というよりもかなり弱い部分です。

今後、ランドスケープとしてのソーラー発電設備などが「再生自然エネルギーの代表」として、全国はもとより世界中で建設されていくでしょう。
日本の企業としては日本よりも技術的にはレベルは低いが安い製品の中国・韓国に負けない方策、高度な技術を低コストで実現する必要があることも確かのよう。

今回のセミナーは色々なことを考えさせてくれるイベントでもありました。