【職場の問題点を洗い出す】


工場長 「うちの工場は問題が多くて、どこから手を付けたらいいのか
分からない」

西谷 「ほう、どんな問題があるのですか?」

工場長 「5Sが全然進まないし、現場の見える化もできていない。
現場には仕掛品が山積みになっている。どうしたもんでしょうね?

西谷 「問題って、三つだけですか?」

工場長 「まだまだありますよ。作業標準も出来てない。機械の
整備もしないので、油まみれになっている」


「5S」や「見える化」は、問題ではありません。

「作業標準が出来ていない」も、これは問題ではなくて対策です。

問題点を挙げるときは、解決策を頭から切り離して、「困っていること」
だけに集中することです。


責任者に職場の問題点を聞いたら、必ず「たくさんあります」という答が
返ってきます。

ところが実際は10項目くらいしか出てこない。


本気で職場をよくしたいのであれば、困っていること、何とか解決したいと
思っていることを100項目、挙げてください。

ただし、対策は考えないこと。

100項目の中から重点を決めて、その重点項目を解決するために
じっくり対策を練ればいいのです。