関西初開催! 知的財産管理技能士 研修会&交流会

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関西で初めての開催となる知的財産管理技能士(IP技能士)の研修会と交流会が12月17日に大阪大学中之島センターで行われました。当日は知的財産教育協会委嘱の研修委員の一人として、司会進行役をつとめさせて戴きました。
重富先生











研修テーマは「米国特許法改正の概要」ということで、米国特許法をはじめ、海外ブランド商標・プログラミング等の知的財産分野で幅広く活躍されておられます大江橋法律事務所のパートナー弁護士の重冨貴光先生に講師をお願い致しました。

会場の選定、準備に関しましては大阪発明協会の上野課長様に大変ご尽力いただきました。感謝申し上げます。

このように大阪の知財ご関係者各位のご協力を賜り、第4回の研修会が関西で無事開催できましたことは大阪の、そして中小企業経営者の研修委員として大変有り難く、嬉しく思います。

お陰様で関西地区のみならず西日本から50名近くの受講者が参加され、今般制定された米国発明法、そして60年ぶりに改正されることとなった米国特許法の重要な改正事項、日本企業として米国における特許取得及び権利行使を行う際に実務上留意すべき事項などにつき研修されました。日本の知財の活性化のための大変有意義な研修会であったと思います。
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研修会の後、これも関西で初めての開催となる会員交流会が開催されました。リーガロイヤルホテル直営レストランで食事と飲み放題がセットされた立食パーティーです。IP技能士同士で活発に名刺&情報交換を行いました。
交流会














交流会の中で、IP技能士センター表彰制度での第1回表彰受賞の挨拶をせよというご指名戴きましたので、知的財産管理技能士に期待される「日本再生のチカラ」と題して歓談・食事を交えながら約30分のスピーチ&プレゼンをさせて戴きました。
交流会挨拶














IP技能士はモノづくり中小企業と弁理士事務所を繋ぐ「触媒」的な役割を果たし、日本の知財力の底上げをするために極めて重要な仕組・資格制度であると思います。大企業においても研究開発の方々がこの資格を取得する事で知財部門との意思疎通・連携作業が極めてスムースに進むと思います。

政府の知財人財育成プラン検討WGのメンバーでもある杉光一成知的財産教育協会専務理事も10月24日の専門調査会でIP技能士資格の重要性を力説しておられます。(中小・中堅企業のIP技能士資格活用事例として弊社のネジザウルスの話も議事録に記載されております。)
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来年度はIP技能士センターの交流委員をつとめさせて戴く予定です。日本のモノづくり企業の活性化の為に、大いに交流を深めましょう! 定例研修会&交流会への積極的なご参加をお待ちしております!!