NHK教育テレビの日本史を観て・・・

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友人から教えられて
今日、NHK教育テレビ「さかのぼり日本史」を初めて観ました。
従来の学生向けの日本史を教える番組ではなく、
映像を駆使したドキュメンタリータッチと解説で、
大変見ごたえがありました。

今回は太平洋戦争に突入した要因に
当時の軍人や一般庶民の気持ちの中に
日露戦争の影響が多分にあったのではないかとのこと。

太平洋戦争の35年前に日露戦争があったこと。
そして、その当時10歳くらいまでの子供たちが大きくなって
日米戦争当時の軍を動かしていた中心層だったこと。

国力が10倍もあったロシアに勝った記憶とそれを美化する意識が、
国力の圧倒的に違うアメリカにも挑ませたのではないかとの話しでした。

「硫黄島からの手紙」で有名な栗林中将も幼きころ
日露戦争でのロシアの戦法を随分研究していたらしく、
その知識を硫黄島で戦いに活用したことも最近わかったようです。

 

歴史をさかのぼることで見えてくることを
短時間でわかりやすく教えてくれた番組でした。
歴史に興味をお持ちの方に是非ともこの番組をお勧めします!