デザイナーの卵が、貼箱体験!

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弊社ロゴをデザインしていただいたグラフィックデザイナーの牧野さんが講師を勤める専門学校の生徒さんが、「貼箱制作ワークショップ」を体験してもらいました。

単に「貼箱」の説明を聞くのではなく、貼箱制作のプロセスを実際に行いながら、学んでもらいました。
もちろん、貼箱制作の全行程を短時間で行うことは不可能です。
ワークショップでは時間的な制約があるので、最終工程である「貼る」という貼箱の最も重要な作業を体験してもらいました。

デザイナー卵の皆さんが今回の実体験を元にして、デザイン、パッケージ・・・貼箱について、知識と経験を深めてもらえると嬉しいです。
皆さん、お疲れ様でした。



-------参加した方々の感想です-------

グラフィックデザイン専攻1年 大崎さん

ワークショップすごく楽しかったです。名刺入れは今後大切に使わせて頂きます。
今回見学させていただいて、自分もデザインする上でどういうものが実現可能か知っておくべきだと
思いました。



グラフィックデザイン専攻1年  松葉さん

まず、箱がどんな風に機械で作られているのかも知らなかって、ざっくり切ったりするギロチンみたいな機械もありびっくりしました。
箱に紙をはるのは機械に紙を通して、紙に糊がついてその上から箱の底を中心に置き、箱を倒したりして横にも貼っていく作業で、糊が乾いてしまので手を早く動かさないとても難しかったです。
その次の名刺入れも貼る作業で、こちらも難しかったですが、村上さん達が丁寧に教えて頂き、難しいことが多かったけど、貼り箱や名刺入れが作れて良かったし楽しかったです。
作業が終わって後で、村上さんが自分の体験談や紙のことなど色々と話して頂き、紙の種類や厚さ、質で変わるということを知りました。
他にも、箱と箱の隙間の感覚が少しでも違わせたりするだけで開けた時、箱の重みが違うということも、色々知ることが出来ました。
知らなかったことや驚くことが多く、勉強になりました。そして沢山知っていかないといけないなぁと思いました。
こういう機会は滅多にないので良い体験をしたと思います。このような体験をさせて頂き感謝しています。
ありがとうございました。



グラフィックデザイン専攻1年  毛利さん

名前で想像出来るように凄く単純なのかと思っていたのですが、やって見ると凄く難しく細かな気配りと経験が必要なのだと思いました。
それと社長さんの物造りへの徹底さと好奇心に感銘いたしました。



グラフィックデザイン専攻2年 岸上さん

箱作りに関して広がった見識を今後大いに役立てたい。
コミュニケーションは大切だと感じたし、よりたくさんのことを知りたいと思った。
貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。



グラフィックデザイン専攻2年 澤田さん

貼り箱作り、とても楽しく参加させて頂きました。
貼り箱作りは、一つ一つが手作業で全く同じ物は出来ません。試作品を作るにもミリ単位の誤差が生じると、思った様な箱が出来ない。と箱作りに対するこだわりや、熱意を話して下さいました。
作業中の風景を中継されたり、ツイッターを活用して仕事に繋げたりと、社長さんは新しい事に意欲的に取り組みをされていて驚かされました。
お話の中にありましたが、今の若い世代の人達はコミュニケーションの取り方を知らず、プレゼン能力が乏しいので授業に取り入れて欲しいと言われていました。
デザイナー側と現場の作業者側の意見は必ずしも一致するものでは無いので、コミュニケーションを取って仕事をすれば双方の見解が広がり仕事にも繋がって行 くのだと教えて頂き、私も様々な方とコミュニケーションを取り、今後就職した時に活用出来る様な人間になりたいと感じました。



グラフィックデザイン専攻2年 橋本さん

貼箱製作の工程の説明や機械の仕組みなど、今まで見たことないものが見られて興味深々でした。
切断機やローリングの機械など、怪我の恐れのあるものを軽々と使いこなしてるところなどももすごく惹かれました。
紙を貼る作業は、慎重にゆっくりさせて頂いたので大きな失敗はなかったもののずっとはやい手さばきで同じものは同じ高クオリティーで長時間作業されたいるのかと思うと気の遠くなるような世界だなと感じました。
海外での一人旅のお話など、普通のサラリーマンにはないような経験もおもしろいお話も自分の中に残ってます。
出来上がった貼箱は自分の好きな感じの色があって気に入ってます。
入れ物とか箱はもともと好きで、紙なのでスレて汚したり、形(特に角)を崩さないよう大事にしたいです。
見た目は四角のシンプルな形ですが、その中で重厚感を出す工夫や質感、開け閉めの感覚などまるで伝統工芸の職人さんのようなこだわりを持っていらっしゃているのを知り、自分の作品に対する考えも改めなければと思いました。
名刺入れは特に気に入っていて、当日は家に帰ってすぐに家族に自慢しました!父も名刺入れを気に入ったらしく、すごく欲しそうにしていました。
最後は座談会のようで楽しかったです。
こんなに楽しい時間をすごさせて頂き、ステキな作品を3つ作るこのができて贅沢な経験させてもらえたなと思います。
ありがとうございます。




グラフィックデザイン専攻2年 向井地さん

裁断以外全て職人技を必要とするアナログ手法で作られていることに驚きました。
また、見た目の奇抜さや派手さではなく、箱の中身に合わせた手触りや質感を重視する姿勢が強く心に残りました。
自分の作品に足りない、完成度の高さを上げるための考え方のひとつとしてとても参考になりました。
パッケージに対する勉強だけでなく、もっと大きなものを学べた時間でした。
ありがとうございました。


2011年1月22日 大阪ヒューマンアカデミー・グラフィックデザイン専攻の皆さん

貼箱制作ワークショップ貼箱制作ワークショップ
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★感性品質への「こだわり」オリジナルパッケージ(貼箱)企画・製造★

村上紙器工業所

手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。

感性品質とは、性能や効率だけではなく、「心地よい」「官能的」
「温もりがある」など、デザインや素材感を活かし、
人の”感性”に直接響く「魅力的品質」をいいます。

そんな”ゾクゾクするほどの美しさ”や”ワクワク感”のある貼箱を、
私たちはは作っていきたいと考えています。
そして、あなたの”名脇役”になりたい……。