GPSで花粉症情報サービス ウェザー・サービス

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  NTTドコモが出資する気象情報ベンチャーのウェザー・サービス(千葉県成田市)は携帯電話の全地球測位システム(GPS)を使った花粉症の情報サービスを2月をめどに始める。移動経路から花粉を浴びた量を計測。症状と照らし合わせ、花粉症の状態を詳しく把握できるという。サービスの精度を高めるため、千葉大学医学部と連携した実験も予定している。

 NTTドコモの携帯電話向けサービスとして開始する。ドコモが3月末までに全国2500カ所で設置を進めている花粉症のセンサーとGPSを連動させる。

 現在の対象はスギとヒノキの花粉。GPSを起動すると、最寄りのセンサーが調べた1立方メートルあたりの花粉の量を自動的に入手する。移動に合わせてセンサーも変わり、1時間に浴びた量を計算し記録する仕組みだ。

 利用者は症状を1日に1度、携帯電話に登録する。入力項目は鼻、目、のど、生活への支障の度合い、薬の利用の有無など主に10項目。例えば、くしゃみの回数や鼻をかんだ回数、5段階に分けたのどの痛みなどを入力する。

 それぞれの症状を数値化してグラフに変換。花粉を浴びた量と一緒に携帯電話の画面に表示することで、花粉の量と症状の関係や推移が一目で分かる仕組みにした。

 さらに1年後をめどに、蓄積したデータを使ったより細かいサービスも始める。花粉の量と症状の相関が分かるため、花粉症が始まる時期を予測したり、症状が悪化すれば通院を勧めるなど個人に合わせた情報の提供を検討している。

 サービス開始とほぼ同時期に千葉大学医学部と連携し今回の事業を実証実験する。約100人のボランティアにGPS機能が付いた携帯電話を貸し付け、スギ花粉が拡散しなくなる5月程度まで毎日利用してもらい情報を収集。医者などのアドバイスをもとにサービスの精度を高める。

 利用料金は月額100~300円を想定。花粉症の症状が出なくなって5月以降に解約しても、契約時の認識番号があればデータを翌年以降に引き継げる。来年にはスギ、ヒノキだけでなく、ブタクサなど秋の花粉にも対応する方針だ.。

日本経済新聞 2011.01.12 6:00 より
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C889DE0E3E6E5EBE2E7E2E3E3E2E3E0E2E3E39EE7E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2


 


 
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