第4回「地域防災防犯展」大阪に行ってきました

地域防災防犯展受付
私のテーマは「防災の日常化」です。防災を特別なこととして捉えるのではなく、いかに日常生活の中で考えられているか、出展企業の商品開発の傾向を見ようと行ってきました。

まずは、「聞く・知る・考える-阪神・淡路大震災」という神戸防災技術者の会(K-TEC)のセミナーを聞きました。ここでは、震災時の神戸市の経験談を中心に、京都市・和歌山市の担当者との質疑応答の座談会形式のセミナーでした。自治体の危機管理担当者が多く参加されていたセミナーで、公務員から見た本音のトークをお聞きしました。

シンポジウム「聞く・知る・考える-阪神淡路大震災」神戸震災の神戸市役所員の出勤状況表









セミナーを聞いた後、展示会場内を足早に見て回りました。全体の印象では、大学の災害用ロボット開発の試作品が多かったのと、大阪府をはじめ国や自治体の展示ブースが目立ちました。

まいにち株式会社のブースBMB会員の「まいにち」さんのブースに立ち寄ってみると、今年は「現場トイレ」や「車載トイレ」に加えて、「吸水土のう」が目新しい商品でした。年々新商品開発されていました。(写真は勘米良遊学さん)







私が、新しいなと思った商品に、株式会社オレンジボックス販売のてんぷら油火災に安価で手軽に使える「マジカルスチック」や、消火器代わりに、投げ込むだけでいい「ラクシーシンプル」というものが展示されていました。発売は7月ごろとのことです。デザインを変えたいとのことで、今週のデザインマッチング・プレゼン大会を紹介しときました。
また、経営革新の承認を受けられた株式会社タニモトさんは、組立式シャワーを展示されていました。
両社とも、ちゃっかりBMB会員にお誘いしておきました。