やりきれない悲しみ

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お久しぶりです。
今日は、今日起きたばかりの悲しい出来事の話です。
とても悲しいです。

2年前の年末年始、
家族でインドへ旅行に行ったときの話まで
さかのぼります。


(写真は、ブッダガヤの大菩提寺 2008年1月1日早朝)
2008年1月1日。
インドのブッダガヤで新年を迎え、
34才の誕生日に大菩提寺へ行きました。

そして、
誕生日プレゼントに
お釈迦さまが苦行している仏像を
両親に買ってもらいました。

あのころ、ぼくは人生について悩んでいて、
お釈迦さまが苦行している姿を見たとき、
「自分も今は苦行の時期なんだ」
と思い、感動すら覚えました。

初めて行ったインドでの
しかも、両親からの誕生日プレゼントで、
人生で苦しかった時期の
貴重な思い出の仏像です。
ぼくが一番大事にしている仏像なのです。


それを


うちのネコが










今日、ぼくの机の上が荒らされているのを見て、
ぼくの大事にしている仏像を見ると、
お釈迦さまの手首がなくなっている・・・

ひどすぎます。
悲しすぎます。
日本で売っているものならともかく、
インドでの大事な大事な思い出の仏像を・・・

ネコに怒る訳にもいかず、
やりどころのない悲しみがぼくを襲いました。

母親に
「また、インドに行きなさい」
と言われました。

このやりきれない悲しみは、
ぼくを再び、インドへといざなうでしょう。

もう一度、インドへ
そして、ブッダガヤに
そして、大菩提寺に行かなければ・・・