場所とコンピュータ

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ユビキタス場所情報基盤

 昨日、大阪駅前で開催された「ユビキタス場所情報基盤」なるセミナーに参加しました。 

簡単に言うと、一意に識別できる番号に対応する電波を発する発信機を特定の場所に設置し、コンピュータでそれを読み取り、色々と利用しようというものです。

 これを道路や観光地の名所旧跡、あるいは店舗に設置すれば、コンピュータでその電波を拾い、観光案内をしたり、視覚障害者のための道案内をしたり、施設の案内など色々な応用が考えられます。

 すでに、東京では、ミッドタウン、都庁、上野動物園で案内システムが運用されており、銀座でも地域の案内システムの実証試験がスタートしています。

 コンピュータで場所を知る方法については、GPSや無線LAN等を利用する方法があり、色々利用されていますが、将来的には「ユビキタス場所情報基盤」による方法も普及するかも知れません。
 しかし、現状では、専用端末が必要です。 これが、携帯電話で標準的にサポートされるようになれば、色々面白いことができるのですが。 なお、この技術は日本だけのもののようです。

 デジタルアトリエでは観光案内、施設案内等のシステムを色々やっていますので、これがもっと簡単に利用できるようになれば面白いことができるなと夢見ています。

パノラマとホームページ作成のデジタルアトリエでした。