工場見学@サワダ製作所(前編)

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昨日、尼崎のサワダ製作所様の工場見学とTOC勉強会に参加しました。

同社は液面計のメーカーで、ここ数年間、TOC(Theory of Constraints : 制約理論)を実践することで、在庫を減らし、製造ラインをよどみなく流せるようになり、着実に業績を伸ばしてきておられるとのこと。

先ず、工場を見学させて戴いて驚いたのは、すみずみまで3S(整理・整頓・清掃)が徹底していることでした!

 

工場見学

 昨年、見学させていただいた枚岡合金工具さんと全く同じような『儲けとツキを呼ぶ「ゴミゼロ化」工場』がここにもありました!

 
 

 

工具備品名札

 

全ての工具、治具が「形跡」管理されていました。

が、更に・・・・・

 

 

名札

 誰がその道具を使用中か判る仕組みもありました。

社用車の使用などでは、弊社でもやっていますが、それを工具・治具にまで徹底されています。

 
 

 

ドリル

 切削工具も同様の名札管理。

 

 




碁盤の目

碁盤の目の中に製品が1個づつ載っています。番号が振ってあるので、在庫数が一目でみれます。発注点は黄や赤で識(色)別されています。

 
 
 

金網

 カラーの間仕切りで、数量を見える化する工夫も。

 

 
 

 

 

収納棚

 収納棚には品名・品番・バーコード・発注点など商品情報を記載。

 






プラ箱

 キャスターで移動できる部品ケース。

 

 

 

などなど、TOCの勉強をする前に、しっかりと3Sについて、再認識させていただきました。

 

澤田社長様いわく、

・TOCは現場のフロー(流れ)の改善。 流れの前に、現場が3Sされていることが、前提条件。

・3S(見える化)を徹底するだけで、コストは30~40%減らせる!

 

■そうか~、やっぱり3Sの徹底が、儲けとツキを呼ぶ出発点なんや!

社員の意識も少しずつ変わってきているし、もう一歩やな~

みんな、頑張ろうな~

 

■後半のTOC勉強会に続く・・・・・