マスコミに取り上げられやすいプレスリリースの書き方8

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プレスリリースを書き上げたら
いよいよマスコミへの配信です。
配信するときの注意点などを説明します。
せっかくがんばって書き上げたプレスリリースなんだから、
一紙でも多く取り上げてほしい。
そう考えるのは人情、よくわかります。

だからといって初めてのプレスリリースをいきなり
日経、読売、朝日、毎日にNHK、関西テレビに
送りつけるというのは、ちょっと考えものです。

もちろん、プレスリリースの内容次第ではあります。
筆者がNPOで関わっている『えきペディア』
(→ http://www.ekipedia.jp/index.html)リリースの時は
記者発表会を実施した効果もあり、
上記4紙に加えて共同通信経由で日本全国の新聞に掲載されました。

とはいえ、これはレアケースです。
通常は、まず次の2つのメディアを徹底的に調べて狙います。

第一は自社の業界に関する業界専門メディアです。
第二は地域内のメディアです。

まず業界専門メディアについては
仮に御社が住宅関連資材を扱っているのであれば
「週刊住宅」「日本住宅新聞」「住宅ジャーナル」などがあります。
あるいは包装資材なんてマイナーな分野でも
「月刊食品包装」「週刊包装タイムス」「旬刊包装産業」があります。
そして、こうしたマイナーな業界紙誌こそが第一の狙いめなのです。

なぜなら、彼らこそが情報を求めているからです。
しかも求めている情報は業界情報、つまり御社の情報です。

さらに、こうしたマイナーな業界紙誌にまず掲載される効果を
考えてみましょう。

確かに全国紙も、
あるいは日経産業や日刊工業なども情報を求めています。
その記者たちがどこからまず情報を得ているか。

自分の専門分野の専門誌、業界紙です。
しかも彼らは、どこかのメディアに掲載された企業、製品、サービスを
好んで取り上げます。
どこかが一度でも取り上げたということが信頼感になるわけです。

だから、まず狙うなら業界紙誌。
これが鉄則です。

さらに地域内メディアも狙いめです。
滋賀県をのぞいて全国各都道府県に地方紙があります。
また全国紙も地方支局があります。
プレスリリースの内容によっては、
こうした地方紙、地方支局が取り上げる可能性が考えられます。
ここを狙う。

掲載効果は業界紙誌と同じです。

まず最初の一社(一紙・一誌)を掴むこと。
そして、掲載してもらったら担当記者と必ずコネクションを作ること。
記者同士は横のつながりがありますから
一人知り合いになったらそこからコネを広げることができます。

いかがでしょうか?
御社でも、これを機会にプレスリリースの活用をお考えになっては。

何よりプレスリリースを活用しようと考えること自体が
御社の企業活動を変えていくキッカケにもなります。

プレスリリース発行や広報・PR活動を活用した
企業改革などに関心をお持ちの企業さまがあれば
どうぞお気軽にお声がけください。