停電の中でのワークショップ

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プレイフル・デザイン・スタジオのワークショップに参加.
サントリーミュージアムの映像コーナーで開催でしたので、ディック・ブルーナ展を見に行くお客さんの目の前での公開ワークショップでした.
これは、コドモの目線を取り戻してそれをオトナがデザインに活かそうという趣旨のもので、安易にコドモを過保護にもせず対等の関係で見る、ある意味インクルーシブデザインにちかいアプローチのデザイン手法であるとも言えます.
ワークショップのファシリテーターは村田智明さんで、またリアルタイムドキュメンテーションとして神戸芸工大の曽和具之さんのチームも参加してかなり豪華な体制でした.

ワークショップの内容は村田さんが多摩美の授業で行っているものをアレンジしたもののようで、写真を読み解く中で新しい気付きを発見するという、コドモの心理や感情を想像しながら疑似的だけどハンドリングの良いオブザベーション手法を行いました.
写真でもディスカッションを重ねると新しい発見も多く、モノやコトへの変換も可能で手法としての可能性を強く感じました.

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ただ、ワークショップの最中に最近ハヤリのゲリラ豪雨に見舞われて、サントリーミュージアムが一時停電となり非常用電源が点灯する騒ぎになりました.ただ、時間のないワークショップでしたので、真っ暗の中でアイディアを出しあうという、非常に珍しい経験をしました.(デスクトップPCを持ち込んでいたドキュメンテーションチームはかなりダメージ大きかった様ですが、、、、)