機械イラスト日記vol.32

前回の機械イラスト日記vol.31で、B社様の制作業務についてご報告しました。
現在も着々と進めているところですが、もちろんビー・ゼンの業務はB社様のコンテンツ制作だけではありません。
常にさまざまな機械メーカー様の各種コンテンツを進めさせていただいていますが、今回はC社様との業務についてご報告します。

C社様は建築やエレクトロニクスにかかわる新素材や、半導体、環境に至るまで幅広く展開されている巨大企業ですが、その中の専門機械製造部門からのコンテンツ制作を依頼されました。

製造している専門機械の取扱説明書と部品展開図です。

前回のB社様は1点あたりの重さは1から2キログラム程度、大きさは20センチメートル四方におさまるくらいの製品でしたが、今回は縦横高さが1メートルをかるく越えるような大きさ。
いつものように現物をお預かりして制作、というわけにはいきません。
また専門機械のため、その取扱いには特殊なものがあり、独自に弊社だけで進めることはできません。

先月、担当の方と調整し、カメラを持参して直接取材のためお伺いすることになりました。
現物を直接前にしながら、担当の方と打合せをしながら取材をしていきますが、その打合せ内容や現物の仕組みから必要な資料を考え、的確に反映できる写真の撮影はビー・ゼンにかかっているといえます。

結果、取材は出来るだけコンパクトにしたうえで3回行い、その間に撮影した写真資料は200枚強。
さらに図面一式と担当者様の原稿を元に、実際に取扱説明書と、(実際にばらすことなく)部品展開図の制作に入っていきます。

大きいサイズだけに取材方法は少々違いますが、ビー・ゼンが制作に取り組む姿勢やコンセプトはいつも同じです。
お客様の事情や環境にあわせて今後も質の高いコンテンツを柔軟に作り上げていきます。(藤田)