Flashを検索エンジンに読ませる&アクセシビリティUP

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今日は、flashの話題をしようと思います。
このやり方は、私は当たり前と思っており、相当古い技術と思い込んでいましたが、知らない人も多く、また、実際に行っている人も少ないので、一度具体的に記載しておこうと思います。


今回の話は大きく分けますと、3つなります。
flashをJava Scriptを使ってhtmlに埋め込む方法
flashを検索エンジンに読ませる方法
flashでのアクセシビリティUPの方法


Flashは動画などを作成したり、メニューなどをアクティブに動かしたりと、サイト自体に動きを持たせたりするものですが、最近ではMicrosoftがMacromediaを懸念してか、皆さんも見たことがあると思いますが、XPなどのPCでは、FlashやQuickTimeなど埋め込まれたサイトで「このコントロールをアクティブにするにはクリックしてください」などのダイアログが出ます。
2006年4月のアドビのメルマガでも

マイクロソフト社より4月12日に公開された、Internet Explorerの4月度月例
更新プログラムをインストールするとInternet ExplorerがActiveXコントロール
を処理する方法が変更されます。

その結果、一部のWebページを閲覧する際FlashやShockwaveによるアクティブコンテンツの対話的処理が自動的には有効化されなくなります。有効化するには、閲覧者がアクティブコンテンツをクリックする必要があります。

影響を受けるアクティブコンテンツは他にApple Quick Time、Microsoft WindowsMediaなど広範囲に及びます。またWebページの記述方法によってはPDFも影響を受けることがあります。

この問題を回避し、Webの閲覧者に今までと同じユーザエクスペリエンスを提供するには、Webページの修正が必要です。

ちなみに、flashをhtmlに表示するためのembedのタグですが、現在の主流となっておりますxhtmlでは、マイナスの評価にもなります。

更に、Flashのサイトは検索エンジンにもマイナスの評価を受けます。よく、デザインなどに凝ったサイトなどで、フルflashのサイトなどを見かけますが、実際にflashですと、文字情報がないため、キーワードで検索に掲載されないのも分かりますけどね^^;
Adobeのサイトを見ますと、実際に検索エンジンに文字情報を掲載させる方法はいくつか載っておりますが、SEO的に確証的なのは・・・?という感じです。
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?228664+002
全ての検索エンジンが対象ではないこと、swfファイル自体が拾えても、それを埋め込んでいるhtmlのページが検索対象という意味ではないことなどから、SEO対策には?と感じる訳です。

また、アクセシビリティでも、最近よく言われるキーワードですが、例えば、Java Scriptをセキュリティの面などで切っている人がいたら? タブなどでのメニューの移動は? 例えば、読み上げブラウザなどは? などアクセスしたユーザーの使い勝手からしますと、難しい点がかなりあると思われます。


次から、私なりの改善策を説明しようと思います。
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