機械イラスト日記vol.15

イラストの作成という仕事をしていますので、作業中はずっとカット図を描いている(または検証している)ことになります。
カット図には大小さまざまで、簡単なものは1点10分程度、大きいものは完成までに数週間かかることがありますが、そのカット図によって左右される日常のひとつに、休憩時間があります。

基本的に昼休憩時間は決まっているのですが、いつも区切りのいいところで休憩を取るので、その時間通りに休憩を取れることは滅多にありません。

カット図の途中で中断できない理由に、やはり集中力があります。
全体の線を描いていくイメージをして、頭の中で段取りを組んでから作業に取り掛かるわけですが、作業が中断してしまうとやはり復帰したときにふたたび集中力を高めるのに少し時間がかかってしまうのです。ですから集中できている(ノッている時)はそのまま制作を続けています。
そのため、夕方(15時16時)にもなるころにお客様からお電話いただいても、たまに昼食で不在のことがよくあります。。。

ただ、3Dのカット図を作成しているときは、「レンダリング」というパソコンが計算している時間があるので(人が操作できない時間です)、これを利用することがよくあります。ただし、長いときは一晩中にも及ぶことがあるので、これもパソコンの性能を考慮に入れた上で、制作の段取りを決めていかないといけませんね。(藤田)