人と人とが出会う場のつくりかた

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山納さんの「コモンカフェ」という本が発売になりました.東梅田の旭屋書店では、ビジネス書の所に平積みされていて、店員の手書き推薦文があった上に午前中に寄ったのにかなり減っていました.

山納さんは、現在は大阪21世紀協会ですが、以前の職場のメビック扇町時代に色々とお世話になりました.彼は、会社員の傍らコモンカフェという日替わりマスターのカフェを経営しています.

本の内容は、どこかで山納さんがおっしゃっていた事をわかりやすくまとめたもので、色々と断片的に伺っていたはなしがつながって理解できる内容です.彼の一貫した「場を作って、それを続ける」こと「文化的に豊かなスタイルの模索」の行動の軌跡が解ります.
なんといってもすごいのは、その色々と模索して現在に至っているコモンカフェのマニュアルや企画書、収支計画などの細かい資料も巻末に掲載されている事です.こういうものは、お店にとっては企業秘密にも当たる部分なのですが、それをあえて公開していることのスゴサを感じます.