「色彩学貴重書図説」

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「色彩学貴重書図説」(文化女子大学名誉教授 北畠 耀 著)
うーんむずかしい題名です。 しかし、副題に「ニュートン・ゲーテ・シュヴルール・マンセルを中心に」とあるように、色彩学の発展に寄与した著名人を核に構成されており、美しくわかりやすいものになっています。
(私は大学で色彩関係の授業をしていますので、特に興味深いです。)

「デザイン」と「色」とは密接な関係にあります。
この本は、その「色」について先人たちがどのように、疑問を持ち、研究し、体系化していったかを、豊富な図版(美しいです)と共に詳細に論じています。

ニュートンとゲーテは同じ年代に生存していません(ニュートンが100歳上)が、ゲーテがニュートンの光学的色彩論に真っ向から意義を唱えているくだりは、物語としても楽しめます。

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