MDDの静穏化改造

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仕事のメインマシンは通称「MDD(Mirror Drive Doors)」と呼ばれるタイプのもので、G4のいわゆる「ポリタンク型」の筐体の最後のマシンになります.

もう、2世代ほど古いマシンですが、私の使い方では充分のスピードで(もう少しメモリーが欲しいけど)性能的には満足しています.

ただ、ファンの音がムチャクチャうるさいので困っていました.
ファンは大きく分けて、電源を冷やすファンとCPUを冷やすファンがついています.
元々G3という古い仕様のマシン向けに設計された筐体で、当時はCPUの発熱も少ないものでしたし、電源容量も今の半分程度でした.性能が上がって発熱も多くなったのに、同じ筐体に入れているので必然的にファンはうるさくなります.
だいたい、夏などはドライヤーを回しているぐらいの音で唸っています.

というわけで、
G4 MDD 静音化 いじりくまわした記録1
MDD静音化奮闘記!
G4/MDDけちけち静音化計画
Power Mac G4 MDD 静音化(冷却も)
など、先輩達の苦労を参考にしながら、ファンの交換、増設などをしてみました.

基本的にコンセプトとしては、「静穏化にも限度があるので大きな改造はせずにそこそこの所を狙う」という事にしました.とりあえず、メインのファンを静かな物に交換して、若干風量が下がるので、サブのファンをヒートシンクの後ろに追加しました.
途中、ファンの向きを間違えて取り付けたり、完成してもネジが余ったりとお約束の失敗をしながら、何とか完成.
温度管理ソフトで温度を見ていますが、サブのファンの影響か4度ほど前より温度が下がり、ドライヤーの様な唸る音も無くなりました.ただ、今回は電源のファンを交換しなかったので、相変わらずうるさいままです.また、低い音でどこかで共振を起こしているので、そのあたりが次回の課題です.

今年の夏もこいつでなんとか乗り切りたいものです.